西郷どん:第12回「運の強き姫君」 篤姫のこし入れは? 幾島が積極行動! 吉之助は胸中複雑…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第12回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第12回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第12回「運の強き姫君」が25日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。いまだ将軍家へのこし入れが決まらない篤姫(北川景子さん)。業を煮やした指南役の幾島(南野陽子さん)がついに行動に出る。一方、篤姫の幸せを願う吉之助(鈴木さん)は、姫が背負う悲しき宿命に心を痛め……。

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 篤姫が江戸に来て2年が経過した。いまだ将軍家へのこし入れが決まらない理由の一つに、薩摩藩主の島津斉彬(渡辺謙さん)と対立する彦根藩主・井伊直弼(佐野史郎さん)の存在があると分かると、幾島は吉之助を連れ立って品川宿の旅籠(はたご)「磯田屋」を訪れ、他藩の情報を収集。さらに幕府要人を取り込み、将軍・家定(又吉直樹さん)の生母・本寿院(泉ピン子さん)との接触に成功する。

 ようやく婚儀が正式に決まるが、家定が病弱で、世継ぎが望めないことを知った吉之助は、篤姫が背負う悲しき宿命に心を痛める。夜、篤姫は吉之助にだけ秘めた胸の内を吐露する。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第11回「斉彬暗殺」は、幕政を根本から変えようとする斉彬と、これまで通りの幕藩体制を維持したい井伊直弼が対立。そんな折、斉彬の世継ぎである虎寿丸(藤本悠希君)が突然亡くなり、さらに斉彬まで病に倒れてしまう。斉興(鹿賀丈史さん)の側室・由羅(小柳ルミ子さん)の仕業なのかと疑念を抱き始める吉之助は、福井藩士の蘭方医・橋本左内(風間俊介さん)を頼るが……という展開だった。

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