高杉真宙:連ドラ初の社会人役 “悲恋”にも挑戦

連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」に出演する高杉真宙さん=フジテレビ提供
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連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」に出演する高杉真宙さん=フジテレビ提供

 俳優の高杉真宙さんが、ディーン・フジオカさん主演の連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐(ふくしゅう)-」(フジテレビ系)に出演することが、分かった。高杉さんはフジオカさんが演じる主人公の柴門暖(さいもん・だん)の恩人である、漁業会社社長の跡取り息子・守尾信一朗を演じる。高杉さんが、連続ドラマで社会人役を演じるのは初めて。

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 ドラマは、「巌窟王(がんくつおう)」としても知られる、アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」が原作。主人公の柴門暖が、冤罪(えんざい)で15年間投獄され、愛する女性と未来の家族を奪われながらも何とかはい上がり、“復讐鬼”と化して自らを陥れた者たちへ次々と華麗で緻密なわなを仕掛け、制裁を下していく……という復讐劇。暖の復讐相手となる主要人物を、「関ジャニ∞」の大倉忠義さん、新井浩文さん、高橋克典さんが演じ、暖の最愛の婚約者・目黒すみれ役で山本美月さんが出演する。

 高杉さん演じる信一朗は、漁業会社の社長・守尾英一朗の一人息子で、職員全員から可愛がられ、後に会社を継ぐこととなる真面目で心優しく、明るく素直な人物。ドラマ序盤のストーリー展開を大きく動かすことになる“ある事故”を機に、若くして父の代理で急きょ社長を務めることになるが、経営難で周囲の援助も得られず、負債を抱えた会社を支えようと努めていく。ドラマでは、信一朗が“仇(あだ)”にあたる家の女性と恋に落ちてしまうという、「ロミオとジュリエット」を彷彿(ほうふつ)とさせる悲しき純愛も描かれるという。

 高杉さんは「連ドラで社会人役をいただくのは初めてです。また、ロミオとジュリエットのようなラブストーリーも描かれるということで、大人の役をいただけるようになったことを改めて実感しています」と語り、「大先輩の方たちしかいない現場というのが久々なので、その中で演技ができることが楽しみで、同時に緊張しています。お会いしたことのない方たちばかりなので、気合を入れて挑みたいと思います」と意気込んでいる。

 「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」は4月19日から毎週木曜午後10時放送。初回は15分拡大。

 ◇高杉さんのコメント

 --出演について

 主人公の働いている守尾漁業の社長の息子・信一朗役を演じさせていただきます。連ドラで社会人役をいただくのは初めてです。また、ロミオとジュリエットのようなラブストーリーも描かれるということで、大人の役をいただけるようになったことを改めて実感しています。信一朗は真面目で心優しく、自分よりも人のことを考えることのできる性格の持ち主です。この作品の明るい部分になれば……と思っています。

 --意気込みをお願いします

 大先輩の方たちしかいない現場というのが久々なので、その中で演技ができることが楽しみで、同時に緊張しています。お会いしたことのない方たちばかりなので、気合を入れて挑みたいと思います。撮影がこれからなので、今は台本を読み込み、監督と話しながら役を作り上げていきたいと思っています。

 --視聴者へのメッセージ

 複雑な人間関係が描かれるドラマで、台本を読んでいる僕も混乱することがあるくらいなのですが、そこがこの作品の本当に面白いところだと思っています。相関図を見ると矢印だらけの複雑な人間関係に翻弄(ほんろう)されてください!

 ◇プロデュース・太田大さん(フジテレビ編成局制作センター第1制作室)のコメント

 --起用理由は?

 壮絶な復讐劇が行き交う原作の中で、唯一と言っていいほど、主人公が純粋に相手を思いやる心の交流が描かれている重要な役どころです。主人公にとって、恩人の“忘れ形見”であり、大切な“弟”のような存在。主人公を慕い、“恋してはいけない女性”との純愛をいちずに貫き通すという、誰からも愛されなくてはならないこの役には、美しくも男気にあふれ、ブレークを果たしながらも謙虚さと誠実さがある高杉さん以外は考えられず、企画段階からオファーさせていただきました。また、気品あるディーンさんの疑似的な弟として、同世代の俳優さんの中で、最もフィットするという点でも一択でした。ジェットコースターのように走り抜けるドロドロの復讐劇の中で、唯一の清涼剤となってくださることを期待しています。

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