俳優の唐沢寿明さんが1月9日、テレビ朝日本社(東京都港区)で行われた同日スタートの主演ドラマ「プライベートバンカー」(木曜午後9時、初回拡大スペシャル)の会見に出席した。
唐沢さんは、今作で共演する橋爪功さんが俳優を志した“きっかけ”だったといい、「小学生の時に橋爪さんの演技を見て、俳優をやろうと思ったんです。その時、橋爪さんが“いやらしい人”の役をやってたんですよ。それを見てイライラして、テレビの前で涙を流して怒っていたら、母から『なんでテレビ見て泣いてるの?』って。あ、これテレビなんだ! 俳優ってすげぇなって!」と振り返った。
橋爪さんにこの思い出を話したところ、「あの時、嫌な役ばっかやっていたからな」とサラリとした返答だったと笑いつつ、「俳優ってすごいって思ったの!」と声を弾ませた。また、司会から「今作を見て俳優に憧れる人がいるかも」と水を向けられると、「これではならないと思います(笑)」とユーモアたっぷりに即答していた。
ドラマは、富裕層相手に資産の管理・形成を助言する“マネーのプロフェッショナル”「プライベートバンカー」に焦点を当てたオリジナルストーリー。圧倒的な金融知識と幅広い人脈を持つすご腕のプライベートバンカー・庵野甲一(唐沢さん)が、さまざまな金銭問題を鮮やかに打破していく痛快マネーサスペンス。
会見には鈴木保奈美さん、上杉柊平さん、土屋アンナさん、MEGUMIさん、安井順平さん、吉田ウーロン太さん、夏木マリさん、橋爪功さんも出席した。