萩本欽一:密着ドキュメンタリー映画「見られない」 「僕にとっては“ドッキリ”メンタリー」

ドキュメンタリー映画「We Love Television?」の完成披露上映会に登場した萩本欽一さん
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ドキュメンタリー映画「We Love Television?」の完成披露上映会に登場した萩本欽一さん

 コメディアンの萩本欽一さんが16日、浅草公会堂(東京都台東区)で行われたドキュメンタリー映画「We Love Television?」(土屋敏男監督、11月3日公開)の完成披露に登場。同作は2011年から萩本さんが新番組の制作に関わる姿に密着したドキュメンタリーで、萩本さんは当初、映画になるとは思わなかったといい、「仕事でもないのにいつもカメラを持ってるなと思った。いよいよ天国とかそっちにいくのが近くなってきたから、普段の萩本欽一を撮って、亡くなったらそれを流そうとしているのかなと思ってた」と冗談交じりに語った。映画の中で「使われたら困るようなことを言っている」と明かし、完成作は「見ない、じゃなくて見られない」と語った。

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 「We Love Television?」には萩本さんのほか、女優の田中美佐子さん、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんらが出演している。「進め!電波少年」シリーズなどの土屋さんが企画・構成・監督を務めた。萩本さんは同作について「ドキュメンタリーじゃない。僕にとってはドッキリ(笑い)。ドッキリメンタリー、コマッタリー」とおどけ、「この映画が当たらなかったら、(今後も)気楽にしゃべりますけど、当たったらどっかで撮っているなと思って気を付けます」とちゃめっ気たっぷりに話し、笑いを誘った。

 また先月、日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ40 愛は地球を救う」でプロ野球・横浜DeNAの元投手の小林公太さんから公開プロポーズを受けて承諾したタレントの片岡安祐美さんについて聞かれると、「(片岡さんが)楽屋に来て、それ(プロポーズを)言われちゃった、と。俺見てなかった」と明かし、「うれしかったの?って聞いたら、にっこりして『うれしかった』って言ったので、よかったんじゃないですか」と独特の表現で祝福した。

 完成披露は、同日から開催されている「第10回したまちコメディ映画祭in台東」内のイベントとして実施。萩本さん、土屋監督が出席した。

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