内山理名:NHKの連続ドラマで初主演 専業主婦が経験ゼロの町工場社長に

NHKドラマで初主演を務める内山理名さん=NHK提供
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NHKドラマで初主演を務める内山理名さん=NHK提供

 女優の内山理名さんが、11月にスタートするNHKの連続ドラマ「ドラマ10 マチ工場のオンナ」で主演を務めることが18日、明らかになった。内山さんは、急死した父(舘ひろしさん)が残した町工場の2代目社長となる専業主婦を演じる。内山さんが同局の連続ドラマで主演するのは初めて。

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 ドラマは諏訪貴子さんの「町工場の娘」が原作で、大河ドラマ「花燃ゆ」などの大島里美さんが脚本を担当した。専業主婦の有元光(内山さん)は、夫の大(永井大さん)と息子の3人暮らし。ある日、過労で倒れた父・泰造(舘さん)の様子を見に行くと、医師からがんで余命4日と告げられる。幼くして亡くなった兄の代わりに光を社長にしようと育ててきた父に反発、専業主婦となった光だったが、町工場を守ろうとする父の思いを知り、社長を継ぐことを決意。泰造が死去し、社長になると宣言した光に次々試練がやってくる……という展開。柳沢慎吾さん、忍成修吾さん、市毛良枝さん、竹中直人さんらも出演する。

 内山さんは「この度、初めてNHKさんの連続ドラマで主演をやらせていただくことになりました。不安も緊張もありますが、ストーリーにとても勢いがある作品なので、最後まで全力で走り続ける覚悟で務めさせていただこうと思っております」と決意を語った。「私の演じる役は、常に人のため……と、自分のことを後回しにし、周りの人たちのために頑張る女性です。いろいろと一筋縄ではいかないような展開ですが、諸先輩方をはじめとする共演者の方々と、丁寧に作り上げていけたらと思っております」とコメントを寄せている。

 ドラマは11月10日からNHK総合で毎週金曜午後10時に放送。全7回。

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