テレビ朝日開局65周年記念番組「祝！内村光良還暦祭り 内村プロデュース復活SP！！」が9月28日午後10時～同11時54分に放送される。レギュラー放送（2000～05年）終了から19年の時を経て、数々の芸人が“お笑い瞬発力”を問われる企画に挑んだ伝説的バラエティーが復活。かつて番組に出演していた“内P出てた芸人”15人と、レギュラー時は視聴者だった“内P見てた芸人”15人の総勢30人が、おなじみのすごろくボードに従って各所を巡りながらお笑い対決を繰り広げる。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　初戦は「内P」恒例の「笑わせ王決定戦」。相手チーム代表の“笑わない芸人”を何回笑わせられるかで競う企画で、今回は国立競技場（東京都新宿区）のウォームアップエリアとロッカールームを舞台に実施する。

　「なんで後輩を笑わせなきゃいけないんだ！」と文句タラタラの“出てた芸人”だが、トップバッターの三村マサカズさんを皮切りに、当時にタイムスリップしたかのような
全力ネタで笑いを取りにいく。三村さんと有田哲平さんの力技にかき回される“見てた
芸人”だが、猛反撃を開始。「バナナマン」の2人と、“笑わないキング”こと有吉弘行さんに挑む。

　「内P」史上最も過酷なバトルと芸人たちが震え上がる「引き出し王決定戦」の舞台は、豪華客船。レギュラー当時の常連アシスタントだった安めぐみさんも参戦し、芸人泣かせの戦いの行方を見守る。最初のお題は「テーブルのない席に案内されてしまったら？」。どんどん”引き出し”がなくなっていく芸人たちだが、過去に汗だくになりながら鍛え上げられた土田晃之さんは“進化”を見せる。さらに、長年のファンにはたまらないサプライズゲストも登場し、“おもしろ回避合戦”に華を添える。

　「抜き打ち家庭訪問」でターゲットとなるのは森田哲矢さん。最近社長業にうつつを抜かし、“芸人魂”を忘れているとウワサの森田宅を襲撃し、“芸人らしからぬもの”を捜索して、内村さんに報告。禁断の「しりとり処分リレー」も行う。森田さんは、玄関に「さまぁ～ず」の2人と、ふかわりょうさん、有田さんが足を踏み入れた瞬間から激怒。やりたい放題され“ガチギレ”する森田さんだが、ある瞬間忘れていたはずの“芸人魂”が覚醒する。

　続いて「内P」の聖地といわれる箱根に移動した一行は、「無礼講大宴会」をスタート。 おいしそうな料理を前に、テンションの上がる芸人たちだが、待ち受けていたのは、カードに書かれた枕詞に続けて行う「内村さんへの還暦お祝いスピーチ」。あまりのプレッシャーに顔面蒼白状態で、怖気づく“見てた芸人”たちを横目に、番組最古のレギュラー・ふかわさんが果敢に攻める。

　夜を締めくくるのは、番組ファンにはたまらない「露天風呂でだるまさんが転んだ」。開始早々、さすが経験者といわんばかりに、おじさんらしからぬ機敏な動きを見せる“出てた芸人”たちだが、湯舟からゴールに近づくにつれ、バトルはヒートアップ。ゴール目前で泥仕合が繰り広げられる中、それまで息を潜めていた神出鬼没の“あの男”が動き出す。

　収録を終えた内村さんは「とにかく楽しかったです。『だるまさんが転んだ』ではみんな箱根まで付き合ってくれたし、『引き出し王』のロケ地も豪華だったし、本当に放送が楽しみですね。“見てた芸人”もみんな一生懸命戦ってくれました。先輩たちが、何の刀も持たず全裸で向かって行くという（笑）。こんなことをやっていたんだ！というのを味わってもらえたかなと思います」とコメント。

　続けて「でもやっぱり、あれで鍛えられていくんでしょうね。“あの時は外したけど、今回は大丈夫”って、精神力が培われていくんだと思います。実は俺にも（ムチャぶりが）“まさかここで！”というタイミングで来ました（笑）。『内P』では俺も必ず何かやらされるので、それも含めて楽しかったです」と話した。