来週のべっぴんさん:第18週「守るべきもの」 栄輔が新たな障害? “大事な生地”失いキアリスが窮地に!

 大急百貨店「キアリス」売り場にて、栄輔(松下優也さん)から「エイス」が正式に出店することが決まったとあいさつされるすみれ(芳根京子さん) (C)NHK
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大急百貨店「キアリス」売り場にて、栄輔(松下優也さん)から「エイス」が正式に出店することが決まったとあいさつされるすみれ(芳根京子さん) (C)NHK

 芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」は30日から第18週「守るべきもの」に入る。ある日「キアリス」の人気商品である赤ちゃん用の肌着に欠かせない生地「メリヤス」を作る工場が廃業。新たな経営権を手に入れたのは、なんと栄輔(松下優也さん)で、すみれ(芳根さん)は今まで通りに「生地を卸してほしい」と栄輔に頼み込むが……。

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 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

 第17週「明日への旅」では、さくら(井頭愛海さん)に家出され、すみれは母親として娘との関係に思い悩む。さくらもまた自分の生き方に迷い、いつしか「東京に行きたい」と思い始める。一方、栄輔は潔(高良健吾さん)と再会を果たすと、自身が経営するブランド「エイス」を大急百貨店へと進出させる。やがて決意を固めたすみれは、すっかり心を閉ざしてしまったさくらに会いにいくが……という展開だった。

 第18週「守るべきもの」では、キアリスが作る赤ちゃん用の肌着の生地「メリヤス」を作る工場から「廃業する」という知らせがすみれに届く。父・五十八(生瀬勝久さん)と工場を訪ねたすみれは、新しい経営者が栄輔であることを知り、今まで通りに「生地を卸してほしい」と栄輔に頼み込むが、冷たく断られしまう。一方、ジャズ喫茶「ヨーソロー」では、五月(久保田紗友さん)が何も言わずに姿を消してしまい、家出を続けるさくらは五月の代わりに店で働き始める……。

 すっかり人が変わってしまったかのような栄輔。彼の真意はどこにあるのか。すみれたちは納得のいく生地を新たに見つけることができるのか。窮地に立たされたキアリスの行方に注目だ。

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