注目映画紹介:「14の夜」スパガの浅川梨奈が思春期の中学生男子に活!

「14の夜」のワンシーン (C)2016「14の夜」製作委員会
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「14の夜」のワンシーン (C)2016「14の夜」製作委員会

 中学生男子のもんもんとした日々を描いた「14の夜」(足立紳監督)が、24日から公開される。光石研さん演じるダメな父親と、アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」の浅川梨奈さんが演じる幼なじみが鏡となって、主人公の思春期の男子の日常を照らし出す。

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 1987年の田舎の町。中学生のタカシ(犬飼直紀さん)は、柔道部の仲間たちとレンタルビデオ屋に入り浸ったり、隣に住む巨乳のメグミ(浅川さん)のことが気になったり、父親(光石さん)のことをカッコ悪く思ったりしていた。そんなある日、女優がサイン会にやってくるといううわさが流れて……という展開。「百円の恋」(14年)で第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立さんの監督デビュー作。キュウソネコカミが初めて映画主題歌を担当した。

 ウジウジしてみっともない父親のようになりたくない。でも、今の自分がカッコ悪いことは百も承知。女性と性への好奇心もいっぱいの14歳男子タカシのモヤモヤが、いつ爆発するのか。ヤンキーグループの仲間に扮(ふん)する浅川さんがパンチのあるボディーと演技で、主人公に活を入れ、タカシの心を解放する。24日からテアトル新宿(東京都新宿区)ほかで公開。(キョーコ/フリーライター)

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