明日のべっぴんさん:11月21日 第43回 紀夫、現実を受け止められず 横柄な態度に気まずい空気

自分のために生還祝いの会を開いてくれたみんなへお礼を言う紀夫(永山絢斗さん) (C)NHK
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自分のために生還祝いの会を開いてくれたみんなへお礼を言う紀夫(永山絢斗さん) (C)NHK

 芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説朝ドラ)「べっぴんさん」は第8週「止まったままの時計」を放送。21日の第43回では、戦地から帰還した紀夫(永山絢斗さん)は、妻のすみれ(芳根さん)が店をやっていることや坂東営業部の復活に向けて潔(高良健吾さん)がすでに動いていることなど、現実を受け止めることができない。すみれたちが企画した歓迎会でも、つい友人たちに横柄な態度をとってしまい、気まずい空気が流れる……。

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 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

 第7週「未来」では、すみれは、夫の紀夫の両親から「息子は戦死したかもしれない、もう待たないでくれ」と懇願され困惑。それでも悲しみと不安に耐え、仕事に没頭する。そんなすみれを栄輔(松下優也さん)は必死に励ます。父・五十八(生瀬勝久さん)からも前を見て生きるように諭され、すみれは日に日に追いつめられていくが、紀夫の帰還を告げる手紙が届き、神戸を見下ろす高台で桜を見上げているすみれの前に紀夫が現れる……という展開だった。

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