朝ドラ:17年後期は大阪制作の「わろてんか」 ヒロインのモデルは吉本興業創業者

来年後期の朝ドラ「わろてんか」を担当する制作統括の後藤高久さん(左)と脚本家の吉田智子さん
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来年後期の朝ドラ「わろてんか」を担当する制作統括の後藤高久さん(左)と脚本家の吉田智子さん

 2017年後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)が、吉田智子さん脚本の「わろてんか」に決定したことが10日、明らかになった。同日、同局大阪放送局(大阪市中央区)で行われた会見で発表された。現在放送中の「べっぴんさん」、次回作「ひよっこ」に続く97作目の朝ドラとなり、ヒロインは、吉本興業創業者の吉本せいがモデルで、大阪を舞台にした笑いの物語になるという。

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 番組のテーマは笑い。舞台は明治の後半から第二次世界大戦時の大阪で、「大大阪」と呼ばれ繁栄を誇った商都・大阪が戦火で全て灰じんに帰するという波瀾(はらん)万丈の半世紀を描く。いつも周りに笑いをふりまくヒロインの藤岡てんが、ひょんなことから小さな寄席経営をはじめ、ついには日本で初めて“笑い”をビジネスにした女性と言われるまでになるまでのストーリーになるという。

 放送は17年10月2日から、全151回を予定している。同年5月中旬からクランクイン予定。

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