高畑充希:「とと姉ちゃん」から「べっぴんさん」にバトンタッチ 次期ヒロイン・芳根京子にエール

朝ドラの“バトンタッチセレモニー”に出席した高畑充希さんと芳根京子さん
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朝ドラの“バトンタッチセレモニー”に出席した高畑充希さんと芳根京子さん

 NHK連続テレビ小説朝ドラ)の“バトンタッチセレモニー”が20日、NHK大阪放送局で行われ、放送中の「とと姉ちゃん」のヒロイン・小橋常子役の高畑充希さん、10月3日スタートの「べっぴんさん」でヒロイン・坂東すみれを演じる芳根京子さんが出席。半年前に「あさが来た」のヒロイン・今井あさ役の波瑠さんさんからバトンを受け取った高畑さんは「もう渡す側になったんだな」と感慨深げで、「なんせヒロインは大変なんで、一人で抱えきれないことが出てきたら、(周りに)いっぱい甘えて頼って、無理な時は無理って言って、芳根さんの魅力全開で、頑張れ!」と先輩ヒロインらしく芳根さんにエールを送った。

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 また、高畑さんは、芳根さんに対して「自分の次に長丁場の人で、心配していて、親心的な方向に行きかけていた」といい、「元気そうで、安心しました」とにっこり。さらに「しんどくなったら私の実家にでも……」と冗談めかすと、「みんなに甘えて、たくさんわがままを言ってください」とアドバイスした。

 この日は、NHKが新たに制作したビーズの入った「朝ドラバトン」が初登場し、高畑さんから本物のバトンを受け取った芳根さんは「高畑さんのアドバイスを頭に入れて、たくさん甘えて、最後まで走り抜きたい」と誓った。

 セレモニーでは、花束とともにドラマにゆかりのある品々の交換も実施。子供服作りにまい進するすみれを演じる芳根さんは、撮影にも参加している神戸の職人たちに協力してもらいながら一生懸命縫い上げたというブックカバーを、女性たちの暮らしを守り、豊かにしたいと女性向けの雑誌を創刊したジャーナリストの常子を演じた高畑さんは万年筆を互いに贈り合った。

 「とと姉ちゃん」は94作目の朝ドラで、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎮子の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった常子が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。最終回は10月1日に放送される。

 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。10月3日スタートで全151回を予定。

 朝ドラは、NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。

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