あんぱん:今度は大河「いだてん」とリンク? 1936年ベルリン五輪“伝説の実況”登場 ラジオから「前畑がんばれ」

2019年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で前畑秀子を演じた上白石萌歌さん
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2019年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で前畑秀子を演じた上白石萌歌さん

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第24回が、5月1日に放送され、ラジオから流れる、1936年のベルリンオリンピックの“伝説の実況”「前畑がんばれ」に、朝田家と柳井家の面々がクギ付けになる様子が描かれた。

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 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

 第24回では、蘭子(河合優実さん)はのぶ(今田さん)に本心を明かす。

 秋になり、うさ子(志田彩良さん)は薙刀(なぎなた)の腕を上げていた。週末も稽古(けいこ)をしていたという彼女に、のぶは圧倒される。年が明け、嵩(北村匠海さん)の受験の日。家族の応援と草吉(阿部サダヲさん)の合格あんぱんを受け取った嵩は、夢に向かって出発する。二校のうち一校が呆気なく散った嵩は、一縷の望みをかけ、東京高等芸術学校の試験に臨む……と展開した。

 ベルリンオリンピックは第二次世界大戦前夜の1936年、ドイツが威信を懸けて開催した大会。4年前のロサンゼルスオリンピックの雪辱を期す前畑秀子が、女子200メートル平泳ぎ決勝に挑み、日本人女性として五輪史上初の金メダルを獲得した。

 また、アナウンサーの河西三省の名実況「前畑がんばれ」でもおなじみで、「あんぱん」の草吉役の阿部さんが主演の一人を務めた2019年の大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」でも“再現”された。このときは前畑を上白石萌歌さん、河西をトータス松本さんが演じた。

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