薬屋のひとりごと
第39話 氷菓
4月18日(金)放送分
テレビアニメ化もされた「チ。 -地球の運動について-」で知られる魚豊さんの連載デビュー作が原作の劇場版アニメ「ひゃくえむ。」が、9月19日に公開されることが分かった。俳優の松坂桃李さんと染谷将太さんが声優として出演し、ダブル主演を務めることも発表された。「ひゃくえむ。」は、陸上競技を題材にした作品で、松坂さんは、生まれつき足が速く、友達も居場所も当たり前に手に入れてきた“才能型”のトガシ、染谷さんは、トガシとの出会いから100メートル走にのめり込んでいく“努力型”の小宮をそれぞれ演じる。松坂さんと染谷さんは、2011年公開の映画「アントキノイノチ」以来、約14年ぶりの共演となる。
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松坂さんは「原作を読んだ時に、登場人物の呼吸や、風を切っていく音、足が地面について駆けていく音、汗、体温を感じました。初めての経験でした。なにより、選手一人一人の葛藤や、繊細な心の機微に揺さぶられ、ページをめくる手が止まりませんでした。そんな『ひゃくえむ。』のアニメーション映画に参加できることを、光栄に思うと同時に、とてつもなくプレッシャーも感じました。染谷くんとの共演は14年ぶりとなりますが、とてもうれしかったです。染谷くんが演じた小宮は、まさに小宮でした。原作から感じた音や汗、体温がそのまま伝わる作品になっていることを願います。ぜひ楽しみにしていてください」と話している。
染谷さんは「魚豊先生の原作を読んだ時、聞こえないはずの100メートル走を走る音が聞こえてくるような、自分が風を切っているような躍動感を感じました。それをアニメーションに落とし込んだら、絶対面白い作品になるだろうなと心ひかれました。小宮には気持ちが先走って限界がどこだか分からなくなってしまうような人間味があり、僕自身にも響くところがあります。見る方の息も思わず上がってもらえるように大切に演じました」と話している。
トガシと小宮が描かれたティザービジュアルが公開された。正面へ真っすぐな視線を向けるトガシと、競技服を着て足元に視線を落とす小宮の後ろ姿が描かれており、ライバルとも親友とも言える2人の静かで熱い闘争心が表現されたビジュアルとなっている。小学生、高校生、社会人へと成長し、走り続けるトガシと小宮を描いた特報もYouTubeで公開された。「今日も勝たせてもらうよ」と余裕を見せるトガシに、「そう、頑張ってよ」とボソッと返す小宮の姿も収められている。
「ひゃくえむ。」は、講談社のウェブマンガアプリ「マガジンポケット(マガポケ)」で2018~19年に連載された。陸上競技の世界で「100m(メートル)」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱が描かれた。生まれつき足が速く、友達も居場所も手に入れてきたトガシと、つらい現実を忘れるためにただがむしゃらに走っていた転校生の小宮が出会い、次第に2人は100メートル走を通して、ライバルとも親友とも言える関係になっていった。数年後、天才ランナーとして名をはせるも、勝ち続けなければいけない恐怖におびえるトガシの前にトップランナーの一人となった小宮が現れる……というストーリー。
アニメは、「音楽」で、米アニー賞にノミネートされた岩井澤健治さんが監督を務める、「音楽」を手がけたロックンロール・マウンテンが制作する。
監督:岩井澤健治▽脚本:むとうやすゆき▽キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐▽美術監督:山口渓観薫▽音楽:堤博明▽プロデューサー:寺田悠輔、片山悠樹、武次茜▽アニメーション制作:ロックンロール・マウンテン
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