薬屋のひとりごと
第38話 踊る幽霊
4月11日(金)放送分
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に登場する人気アニメ「ガンダム」シリーズのパビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダムパビリオン)」。大阪・関西万博の開幕前からSNSで“万博ガンダム”などと話題になっていた。ガンダムパビリオンの見どころを解説する。
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ガンダムパビリオンでは「ガンダム」シリーズが描いてきた「宇宙での暮らし」「まだ実現していない科学技術」を新たな未来の可能性として捉え、完全新規映像などで表現する。人々が軌道エレベーターで気軽に宇宙ステーションに移動し、モビルスーツ(MS)と人類が共存する「宇宙で暮らすことが当たり前になった未来」を体験できる施設になっているという。
かつて地球は大きな戦争を経験し、傷ついた大地、荒涼した宇宙空間が残され、GOIC(ガンダム・オープン・イノベーション・コンソーシアム)が、戦争で誕生したMSの平和利用を目指している……という設定。AIが搭載された無人のMSが人々の未来のために貢献している。MSは宇宙デブリの回収などに従事している。戦後、横浜で発見された「RX-78F00 ガンダム」は「RX-78F00/E ガンダム」として生まれ変わり、社会貢献の象徴として研究が進められている。
「RX-78F00 ガンダム」とは、GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(横浜市中区)に設置された動く実物大ガンダムのことだ。ガンダムパビリオンに設置されている実物大ガンダム像「RX-78F00/E ガンダム」は、動く実物大ガンダム「RX-78F00 ガンダム」の資材を再活用した。
関西に実物大ガンダム立像が設置されるのは初めて。現実とフィクションが交錯してしまうが、「RX-78F00/E ガンダム」は“実在”し、ガンダムパビリオンの大きな見どころとなっている。全高約17メートル、総重量約49.1トン、膝を立て、腕を上げるポージングの立像で、可動はしない。手を宇宙に向かって高く掲げ、その先にある未来を見据えて、人類と共に新たな宇宙時代を切り開く姿を表現したという。
ガンダムパビリオンでは、来場者が夢洲ターミナルの軌道エレベーターに乗り込み、宇宙ステーションのスタージャブローを目指すことになる。実際に軌道エレベーターが設置されているわけではなく、新作映像「GUNDAM:Next Universal Century」を見ながら、宇宙への旅を体験していくことになるのだが……。
スタージャブローに到着すると、MSが宇宙デブリを回収している様子が映し出される。作業中にトラブルが発生し、MSN-X17 ジオング タイプMAが現れ、暴れ回る。グラスフェザーという装備を装着したRX-78F00/E ガンダムも登場し、ジオングと戦うことになる。新作映像は、軌道エレベーターの中から見える景色、迫力のMSバトルなどが見どころになる。
「ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督は、ガンダムパビリオンのオープンに向けて「『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』でご覧いただいたものは、言ってしまうとまだ全部夢物語です。夢物語なんですけれど『そういう可能性があるのだから未来に対して絶望しないでいただきたい』と、言えることが大事なんです」「多くの人に見ていただいて、人類の未来と可能性についての認識を高めていただければ幸いです」とコメントしている。
フィクションではあるが、未来の可能性を感じることができるはずだ。大阪・関西万博は、大阪・夢洲で10月13日まで開催される。
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