オモウマい店:とんかつ屋の店主は70代で現役総合格闘家 「素材の味がダイレクトに来る」とんかつに塩振りお勧め

4月8日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「ロースかつ膳」(150グラム、1650円)=中京テレビ提供
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4月8日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「ロースかつ膳」(150グラム、1650円)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。4月8日の放送は、70代後半で、現在も総合格闘技をやっている店主のいるとんかつ屋(京都市)と、天ぷら39種類を賞味できる天そばで人気のそば屋(山形県鮭川村)を紹介する。

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 ◇京都

 京都駅から車で20分、京都市の老舗とんかつ屋。自慢は、ごはんおかわり無料の「ロースかつ膳」(150グラム、1650円)で、国産の豚ロースを、粗目の特注パン粉で揚げる。揚げのコツは「(肉が)浮いたら失敗。浮く前に揚げる」と、肉の水分がなくならないうちに油から出すこと。さらに余熱調理と油切りのため、とんかつを1分ほどバットに立てかけて待つのが美味しさの秘けつという。

 とんかつのお供と言えば一般的にソースだが、店主の強いオススメは、塩。一般の塩の10倍の値段という京都産「翁乃塩(おきなのしお)」を手でつまんでお肉にまぶすのがベストだという。客も「素材の味がダイレクトに来るのが塩」と語る。

 山形県産の豚ロース300グラムを使った「特製三元豚リブロースかつ」(1850円)も、塩がオススメ。だが、はしで塩をつまむ人には「手じゃないとあかん。はしだと感覚分からん!」と、塩をかけすぎないように店主から直接指導が入ることも。また、ヒレかつを頼んだお客さんに「ヒレはやめとき」と口を挟むほど「とんかつはロースで塩」にこだわり続けている。

 店主は70代後半、今でも総合格闘技をやっているが、元々はイタリアンの料理人。「中華以外なんでもやる」との言葉通りメニューは豊富で、卵を3個使う「特製オムライス」(980円)や、香味野菜と豚の頭肉を5日間煮込んだフランス料理「豚頭テリーヌ(ガーリックトースト付き)」(1280円)などがある。テリーヌを作るために豚の頭をそのまま仕入れるため、キッチンの食器棚に豚の頭蓋骨がズラリ。それをお客さんや取材スタッフにプレゼントすることも。

 ◇山形

 全39種類の天ぷらの付いた「天ぷらそば」(2950円)が有名な山形県鮭川村のそば屋「ふくろう」。初取材から3年半で「たぬきのはく製」や「雛人形」「水牛のツノ」など珍品を譲ってくれた店に、1年5か月ぶりの密着となった。

 いまも新メニューの開発に取り組む店主は「あそこ行くとおもしろいよなって、お店作りをしたい」と目標を語る。取材終了後、店主が両手で抱えて持ってきた衝撃のお土産とは。

  番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いトリオ「バイきんぐ」の小峠英二さん。ゲストに、フリーアナウンサーの古舘伊知郎さん、男性グループ「KEY TO LIT」の井上瑞稀さん、タレントの村重杏奈さんが出演する。

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