119エマージェンシーコール:「やっとカッコつけて辞める理由ができたと思ったんです」 “兼下”瀬戸康史&後輩のやりとりに「ぐっときました」の声(ネタバレあり)

“月9”ドラマ「119エマージェンシーコール」第10話の一場面(C)フジテレビ
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“月9”ドラマ「119エマージェンシーコール」第10話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の清野菜名さん主演の“月9”ドラマ「119エマージェンシーコール」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第10話が、3月24日に放送された。兼下(瀬戸康史さん)と、かつての後輩・潮見(藤堂日向さん)のやりとりについて、SNSで話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 兼下には、2年前、自分のミスで重傷を負い、消防を辞めることになった後輩の潮見がいた。ある日、職場近くで潮見を見かけた兼下は、彼のことが気にかかっていた。

 その後、再び潮見と顔を合わせることになった兼下。「まさか会えるとは思わなかったんですけど。すみません」と謝罪したかつての後輩に、兼下は「何で潮見が謝るんだよ。謝らなきゃいけないのは俺の方だ」と伝え、「2年前、俺のせいで消防を辞めなきゃいけなくなったこと、ずっと引っかかっていたのに、連絡すら取ろうとしなかった。ほんとに申し訳ない」と頭を下げた。

 すると塩見は「やめてください。頭上げてください」と語り、兼下のせいで消防をやめたのではないと明かした。そして、「実は、あの事故より前から、俺、出場がかかるたびに手の震えが止まらなくなってたんです。火が怖くて。けどうち、おじいちゃんも親父もずっと消防一筋の家だし、火が怖いなんて言い出せなくて。だから、あの事故に遭って、やっとカッコつけて辞める理由ができたと思ったんです」と振り返った。

 兼下が自ら現場を離れて、司令課に行ったことを知った潮見は、「もし俺のこと気にしているのだったら全然いいというか、関係ないんで」と話した。さらに、「俺、今は介護施設で働いていて結構性に合っているみたいで楽しいんです。だから兼下さんも戻りたいと思うならいつでも現場に戻ってください。一市民として応援しています」と兼下にエールを送った。

 そんなかつての後輩からの言葉に、兼下は「ありがとう」と伝えるのだった。SNSでは「恨みも何もないのを本人から聞けてほっとした。誤解もわだかまりも解けて良かった」「2人にあったわだかまりが雪解けしていく場面の表情やセリフにぐっときました」「兼下さん、よかったね! 心のモヤモヤが晴れたみたいで……」「潮見さん、めちゃめちゃいい人じゃん」といったコメントが上がった。

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