やなせたかしさん:満を持しての「あんぱんまん」は酷評の嵐 人生は苦難の連続、それでも描き続けた Eテレ「知恵泉」で特集

3月25日放送の「先人たちの底力 知恵泉」で取り上げられるやなせたかしさん (C)所蔵元:やなせスタジオ やなせたかし先生_広報用ポートレイト
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3月25日放送の「先人たちの底力 知恵泉」で取り上げられるやなせたかしさん (C)所蔵元:やなせスタジオ やなせたかし先生_広報用ポートレイト

 歴史の先人から現代に通じる知恵を学ぶNHK・Eテレの番組「先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)」(火曜午後10時)。3月25日は、2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」に先立って、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさんを取り上げる。

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 今田美桜さん主演で、3月31日にスタートする112作目の朝ドラ「あんぱん」は、やなせさんと小松暢さん夫婦がモデルの「愛と勇気の物語」となる。

 やなせさんの人生は苦難の連続だった。戦争では中国大陸に出征、飢えにさいなまれ、また弟は戦死。こうした戦争体験は、その後の作品に色濃く反映されていく。

 マンガ家としてヒット作が出ないやなせさんは、さまざまな仕事を引き受けることに。舞台美術、ラジオの構成作家、さらには司会者も。便利屋のように見えるが、本人はどんな思いだったのか。

 やがて満を持して「あんぱんまん」を送り出すが、酷評の嵐。それでも描き続けたやなせさんの知恵とは……。

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