べらぼう:第12回視聴率9.9% “祭り騒ぎ”のどさくさにまぎれて

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第12回「俄(にわか)なる『明月余情(めいげつよじょう)』」が、3月23日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯9.9%、個人5.7%だったことが分かった。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。

 第12回では、昨年に続き吉原で行われる「俄」祭り。その企画の覇権を巡り、若木屋(本宮泰風さん)と大文字屋(伊藤淳史さん)らの間で戦いの火ぶたが切られた。

 蔦重(横浜さん)は、30日間かけて行われる俄祭りの内情を面白おかしく書いてほしいと平賀源内(安田顕さん)に執筆を依頼すると、朋誠堂喜三二はどうかと勧められる。宝暦の色男とも呼ばれている秋田藩留守居役の喜三二の正体は、かつて蔦重も松葉屋で会っていたあの男だった……。

 祭りの終わりの日、うつせみ(小野花梨さん)は待ち焦がれた相手・新之助(井之脇海さん)の姿を見つける。松の井(久保田紗友さん)に背中を押され、うつせみは新之助の元へ。そして二人は手を取り合い、祭りの喧騒にまぎれるように、吉原を後にした。

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