あんぱん:豪華キャスト続々登場を予告 制作統括「数十年の朝ドラの歴史の中でいちばん豪華」

2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」第1週完成試写会見に登場した(左から)今田美桜さんと北村匠海さん
1 / 4
2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」第1週完成試写会見に登場した(左から)今田美桜さんと北村匠海さん

 俳優の今田美桜さんが主演を務める3月31日スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」の第1週完成試写会見が3月10日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、制作統括の倉崎憲さんが取材に応じた。同作を手がけるうえで意識したことや、今後登場するキャストについて語った。

あなたにオススメ

 倉崎さんは「王道って大事だと思うんです。ストーリーラインもそうですし、中園ミホさんのいろんな年代の人にちゃんと刺さるセリフを書いていただけるっていうのが力強い。普遍的なメッセージっていうのを、全26週いろんなところに散りばめているつもりです」と自信をのぞかせた。

 2025年はラジオ放送開始から100年の節目となるが、このタイミングで放送される本作を制作するに当たり、「作品のクオリティーを高める」ことを意識したという。

 「使用しているカメラもそうですし、スタッフもキャストもそうです。キャストの皆さん、今までのこの数十年の朝ドラの歴史の中で一番豪華な皆さんに集まっていただいているという自負がありますし、まだまだ未発表キャストがいるんですね。そういう意味では、どの作品よりも日本を代表する豪華キャストの皆さんに集まっていただいているというのは放送100年ならではかなと思います」とアピールした。

 会見には、主人公・朝田のぶ役の今田さん、のぶの夫となる柳井嵩役の北村匠海さんも出席した。

 「あんぱん」は「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが脚本を手掛け、まだ何者でもなかったやなせたかしさんと妻・小松暢さんが、あらゆる荒波を乗り越え、「アンパンマン」にたどり着くまでの、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」を描く。暢さんをモデルにした朝田のぶを今田さんが、やなせさんをモデルにした柳井嵩を北村さんが演じる。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事