べらぼう:第10回視聴率10.6%で微増 瀬川が蔦重と見た夢 “最後の道中”終え、吉原を去る 

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の10回「『青楼美人』の見る夢は」が、3月9日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯10.6%、個人6.1%で、前週第9回の世帯10.4%、個人5.9%をわずかに上回った。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第10回では、親父たちから、瀬川(小芝風花さん)“最後の花魁道中”に合わせて出す、錦絵の制作を依頼された蔦重(横浜さん)。重政(橋本淳さん)や春章(前野朋哉さん)といった人気絵師に花魁たちの普段の姿を描いてもらい、豪華な錦絵本が完成すると、意次(渡辺謙さん)の屋敷を訪れ、将軍への献上の約束も取り付ける。

 その後、松葉屋(正名僕蔵さん)の計らいで、瀬川に錦絵本を直接手渡すことができた蔦重。そこで二人は共に見た夢を語り合う。やがて瀬川は、そんな蔦重との思い出を胸に“最後の道中”を終え、「おさらばえ」と吉原を去り……と展開した。

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