オモウマい店:らーめん300円、やきめし200円 メニューこれだけ 客「やみつきになる」 愛知・津島のラーメン屋

3月4日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「らーめん」(300円)と「やきめし」(200円)=中京テレビ提供
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3月4日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「らーめん」(300円)と「やきめし」(200円)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。3月4日の放送は、運送会社の駐車場を間借りしながら常連客をつかんだ愛知県津島市のラーメン屋を紹介する。

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 名古屋駅から車で30分。昨年オープンしたばかりだが、車で1時間かけてやって来る家族連れや常連客でにぎわう

 メニューは2種類のみ。「らーめん」(300円)は、返しじょうゆに鶏油(チーユ)、鶏ガラの元、あごだしの元、貝柱スープの元などを加えたスープに、コシの強い特注の細麺を合わせる。自家製の鶏チャーシューと自家製メンマ、ネギ、のりをトッピング。「中毒性」が高いようで「やみつきになるよ、ほんとに」「1週間毎日でもいいくらい」と客も認める。

 もう一品は「やきめし」(200円)。卵とご飯、塩、鶏ガラの元、貝柱スープの元に、コーンやニラも加え、ごま油で味を整えたシンプルなもの。冷めると硬くなってしまうしょうゆではなく、ダシを使っているのは「冷めても美味しいように」という気配りだ。

 店は、プレハブでできた小さなキッチンと、鉄パイプにテントとブルーシートを被せただけの細長い屋台スペースのみ。どちらも店主の手作りえ、食事や飲み物の配膳、お代のやり取りは、鉄パイプと連結した専用のレールとゴンドラを使って行う。営業が終わるとテントをひとりで持ち上げて片付ける。かなりの重労働だが「こうやって動くのが楽しいって思えば苦じゃない」と店主。

 70代の店主だが、20歳の頃、プロのキックボクサーとして後楽園ホール(東京都文京区)でデビューし、試合がテレビで放送されたこともあるという。現役引退後、指導者として子どもたちにキックボクシングを教えていたこともあり、教え子の中には後にお笑い芸人として有名になった人も。「死ぬ前に1回会いたいな」と店主が語っていたそのお笑い芸人が、仕事の合間に来店し、約25年ぶりの再会を果たす。

 番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いトリオ「バイきんぐ」の小峠英二さん。ゲストに、俳優の佐藤隆太さん、加藤史帆さんが出演する。

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