清水良太郎:「人生で初めて親の愛を知った」 覚せい剤に手を出した経緯、逮捕後の父・清水アキラの様子語る

「愛のハイエナ season3」に出演した清水良太郎さん(C)AbemaTV,Inc.
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「愛のハイエナ season3」に出演した清水良太郎さん(C)AbemaTV,Inc.

 ものまねタレントの清水アキラさんの息子で、タレントの清水良太郎さんが2月18日のABEMAのバラエティー番組「愛のハイエナ season3」(火曜午後11時)に出演。2017年に覚せい剤取締法違反で逮捕された良太郎さんが、事件の経緯や逮捕直後の父子の葛藤を赤裸々に語った。

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 番組では、元お笑いコンビ「尼神インター」のナ酒渚さんが、良太郎さんを取材。「なぜ覚せい剤に手を出してしまったのか?」と問うと、良太郎さんは違法賭博報道で9カ月間の謹慎処分を受けたことがきっかけだったと説明。「(謹慎中に)悪い先輩が『お前ひまだろう。差し入れ持っていくなー』って言って、その差し入れが薬だった」と告白した。

 逮捕に至った経緯については、女性とホテルで会った後の出来事だったという。ホテルを出たところで張り込んでいた警察官に出くわすと「俺はやってない」と否定した。しかし、連行先の警察署で尿検査を受け、その日は釈放。翌日、妻子と自宅にいたところ、警察が逮捕状を持ってやってきた……と、良太郎さんは克明に語った。

 事件当時の自身については「何もかもナメてました。家族のこと、世の中のこと、芸能界のことも人のことも、自分のことをやってくれてる妻、親、友達、ナメ腐って見てました」と回顧。当時のギャラ事情について「(営業)一発100万円くらいで月に平均で7、8本。その時は親父と同じ事務所だったんで、折半と考えても月に300~400万円稼いじゃう。本当に“調子に乗る”そのものだった」とざんげした。

 逮捕から5日後、アキラさんと警察署で面会した。世間の厳しさを教えるため、アキラさんは保釈金を払わない決断をしたが、それを聞いた良太郎さんは「まだ入って1週間くらいでしんどかった。早く出たい、しか考えてない。売られた気持ちだった」という。

 しかし、そんな良太郎さんをアキラさんが説得。「(面会の最後は)2人でプラスチック越しに手を合わせた。『お前はがんばれ。あとは何とかしとくから』って帰って行った」と述懐する良太郎さんだが、そんな父親を見た後で「房に戻って1時間くらい泣き続けた。人生で初めて親の愛を知った」という。

 現在は、父親との再共演を目指して路上ライブから活動を再開。「もう1回(アキラさんと)ステージに立ちたい」と目標を語った。番組は、ABEMAで25日まで無料配信中。

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