センバツ:応援イメージキャラに初の男女起用 ディラン「男の子第1号は光栄」 「いないいないばあっ!」の大角ゆきも

「第97回選抜高等学校野球大会(センバツ)」の応援イメージキャラクターを務める大角ゆきさん(左)とディランさん
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「第97回選抜高等学校野球大会(センバツ)」の応援イメージキャラクターを務める大角ゆきさん(左)とディランさん

 3月18日に開幕する「第97回選抜高等学校野球大会センバツ)」(毎日新聞社、日本高等学校野球連盟主催)のセンバツ応援イメージキャラクターに、タレントでモデルの大角ゆきさんとモデルのディランさんが就任し、2月18日に東京都内で行われた記者発表会に登場した。応援イメージキャラクターが男女2人選ばれるのは今回が初で、感想を聞かれたディランさんは、「今まで歴代女の子が務めていたイメージキャラクターに、僕が初めて男の子第1号として選ばれて、とても光栄に思っています」と話した。

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 大角さんは埼玉県出身、16歳の高校1年生。2015年3月から2019年3月までNHK幼児向け番組「いないいないばあっ!」に「ゆきちゃん」として出演していた。ディランさんは大阪府出身、17歳の高校2年生。2人とも芸能事務所「オスカープロモーション」に所属している。主催者側の「スポーツ選手を応援する気持ちに男性も女性も変わりない」「男女問わず、高校野球を盛り上げていきたい」という意向で、男女1人ずつの起用に至ったという。

 大角さんは今回の大役を「甲子園という大きな舞台で応援イメージキャラクターとして立ち会えることがすごくうれしい」と喜び、「当日、現地でたくさんの高校生と一緒に応援できるのは貴重な経験だと思う。一瞬一瞬を楽しみたいと思います」と大会に向けて思いをはせていた。

 野球への興味を聞かれると、大角さんは「実はあまり詳しくないのですが、『下剋上球児』というドラマで、野球部員一人一人が血の滲むような努力をして甲子園の大きな舞台に立っている姿を見て感動しました。野球は一人一人の努力が積み重なってのスポーツだと思うので、選手一人一人に注目していきたい」と話すと、ディランさんも「野球はよく観戦する機会が多くて親しみを感じています。野球は一人一人の努力だけではなく、チームプレーの競技でもあると思うので。そこも見つつ応援していきたい」とうなずいた。

 将来の夢はという質問に、大角さんは「俳優を目指しています。幅広い役柄で自分の役を落とし込んで自然な演技ができるような俳優になりたい」と口にすると、ディランさんは「今モデル活動をしています、将来できればもうちょっと(人前での)緊張とかがほぐれていければ(笑)。俳優も目指していければ」と初々しい表情で語った。

 会見では、大角さんとディランさんが登場する「センバツ応援ポスター」もお披露目された。ポスターは、大角さんとディランさんが同じ学校の生徒として球場で応援する様子を表現している。出場校名や大会の開催概要などが記載され、2月下旬から大会終了までの約1カ月間にわたり、各出場校の地元をはじめ全国で配布・掲示される。

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