旭プロダクション&ぴえろ:アニメ制作会社 資本業務提携契約を締結

旭プロダクションとぴえろが資本業務提携契約を締結した
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旭プロダクションとぴえろが資本業務提携契約を締結した

 アニメ制作会社の旭プロダクションぴえろが、資本業務提携契約を締結したことが明らかになった。両社は、2024年から業務提携を開始しており、旭プロダクションの撮影やCGを中心として蓄積されたノウハウと高度な技術力、総合力、長年にわたり、長期クールのアニメ作品を元請制作してきたぴえろの制作力といった強みを生かして、より高品質な作品を安定的に制作できる体制を構築してきたという。今後、両社の連携をより一層強固なものとするために、ぴえろが旭プロダクションの株式を引き受ける形で資本業務提携を行うことに合意した。

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 旭プロダクションの山浦宗春代表取締役社長は「日本のアニメの人気が世界的に高まる中、人気作品を多数生み出しているぴえろとタッグを組むことにより、両者の強みを最大限に生かし発展させ、世界中のアニメファンに感動を与える作品を提供していきたいと考えております」とコメント。

 ぴえろの上田憲伯代表取締役社長は「旭プロダクションは、業界最高レベルの撮影技術を持つ優れた会社であり、今回の提携は、今後ぴえろが制作するアニメーションのレベルアップに必要不可欠なことです。今後はそれぞれの強みを生かし、クオリティーアップだけではなく、ラインアップも増やしていきたいと思っていますので、楽しみにしてください」と話している。

 旭プロダクションは、アニメにおける撮影技術の提供から始まり、多くの有名作品の制作に携わっており、現在では元請制作を含め、作画、CG、編集などの機能を整え、全工程を担当する総合力を有する。

 ぴえろは1979年の設立以来、独立系のアニメ制作会社として長期クールのテレビアニメを中心に劇場版、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)なども制作。代表作は「魔法の天使クリィミーマミ」「幽☆遊☆白書」「NARUTO」「BLEACH」「キングダム」「東京喰種」など。

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