草野仁:亭主関白を改めることになったきっかけを告白 15キロのダンベルで毎日筋トレも 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した草野仁さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した草野仁さん=テレビ朝日提供

 フリーキャスターの草野仁さん(80)が、2月10日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。亭主関白を改めることになった出来事や、日課の筋トレについて語った。

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 1967年にNHKに入り、翌年結婚した草野さん。妻は料理上手で、結婚前、中華料理の先生のアシスタントをしており、手料理をすばやく作ってくれるという。「男は仕事に一生懸命エネルギーを注いでいればいいんだという言い訳をして、一切家事の手伝いはしないという典型的な昔の九州男児でございました」と振り返った。

 そんな生き方を反省する大きなポイントがあった。それは、18年務めたNHKをやめて、41歳でフリーになったとき。

 「仕事をするということはとてもシビアな体験だということがわかって。(当時の仕事は)朝7時から始まる番組で、自宅では朝3時すぎには起きないといけない。朝3時すぎに起きていくと、すでに部屋は灯りがついて、冬ですと部屋があったまっていて、お茶やフルーツが用意されている。ということは、家内は私より先に起きてそういう準備をしているんだと初めて気が付きまして」

 妻の協力がなければ、家庭はいい形にならないと初めて気が付いた。「そこから少しずつ亭主関白を改めつつ、だんだん普通の亭主になっていったと言えるかもしれません」と自身の変化を明かした。それからは妻に細かく感謝を伝えるようにして「あなたは我が家のMVPですね、と言うように努めております」と照れ笑いした。

 現在も毎日筋トレに励んでいる草野さん。「ほっときますと人間は筋肉は衰えていく一方ですから、少しはやらないと、ということですね。自宅に最低の器具をそろえてダンベルを持って筋力トレーニングをやっています」と話した。

 「今から15年ぐらい前、東京都庁に石原慎太郎さんのインタビューで通っていました。ある日、石原さんから『人間な、60歳をすぎたら、血管がぷちっていく(切れてしまう)こともあるから重いのをやめろ』と言われまして。そこから一気にダンベルを軽量化して、15キロを中心にやることにしました。すごくいい感じで体調維持ができています」とも語った。

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