べらぼう:奥智哉が徳川家基役 仮面ライダー出身、成長著しい20歳が大河デビュー

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で徳川家基を演じる奥智哉さん (C)NHK
1 / 1
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で徳川家基を演じる奥智哉さん (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第6回「鱗剥がれた『節用集』」が、2月9日に放送される。同回から、奥智哉さんが徳川家基役で登場。大河デビューを果たす。

あなたにオススメ

 奥さんは2004年7月18日生まれ、神奈川県出身。2020年、Netflixオリジナルドラマ「Followers」で俳優デビューし、2021~22年放送の特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系)では、地下組織「ウィークエンド」のメンバー・牛島光を演じ、第35話(2022年5月15日放送)では、「仮面ライダーオーバーデモンズ」に変身してみせた。

 以降、NHKの「ドラマ10『大奥』」(2023年)、TBS系日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(同)などの話題作に起用され、実写ドラマ「十角館の殺人」(Hulu、2024年)で、ドラマ初主演を果たした成長著しい20歳の若手俳優だ。

 「べらぼう」で演じる徳川家基は、幼いころより聡明で成長するにつれて政治に関心を持ち、田沼意次の政策を批判。十一代将軍として将来を期待されるが、鷹狩りに出かけた折に体調不良を訴え、“謎の死”を遂げる。徳川宗家の歴史の中で「家」の通字を授けられながらも唯一将軍位に就けなかった。

 「文武両道 幻の十一代将軍」だ。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

テレビ 最新記事