ポツンと一軒家:田舎暮らしに憧れた妻が“押しかけ婚” 和歌山県でブルーベリー観光農園を営む47歳&40歳夫婦

2月2日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
1 / 3
2月2日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。2月2日の放送では、ブルーベリー農園を経営する和歌山県の夫婦を紹介する。

あなたにオススメ

 ゲストは俳優の神保悟志さん、アイドルグループ「HKT48」の元メンバーでタレントの村重杏奈さん。神保さんは「ポツン暮らし、素敵ですよね。してみたいと思うことはあるんですが、東京の暮らしに慣れちゃっている⼈間にとってはなかなかね……」と語る。⼀⽅、⼭⼝県出⾝で「森に囲まれた実家で⽣きてきたタイプなので」という村重さんは、「⽥舎に帰ると落ち着くんです。⺟がロシア⼈なので、寒さも何とかなると思います」と“ポツン暮らし”に興味を示す。

 捜索隊が手にした衛星写真には、和歌⼭県の深い⼭の中で切り開かれた敷地にある建物が写し出されている。敷地沿いには川が流れ、巨大な農場のようにも見える。捜索隊が聞き込みのために訪れた最寄りの集落で、衛星写真を確認した72歳の男性は「ここはブルーベリーを作っている農園ですよ。100%間違いない」と断⾔した。

 集落を後にした捜索隊。⾞1台がやっと通れるほどの狭い山道が続く。その先の急こう配の坂道を下っていくと、建物が⾒えてきた。迎えてくれたのは47歳と40歳の夫婦。ここはブルーベリーの観光農園で、南⾼梅なども育てているという。観光シーズンは夏だが、秋から冬季にかけては、せん定や草刈りなど作業が多く、ふもとの集落にある⾃宅から夫婦で通ってブルーベリーの世話をしている。

 夫の両親がこの地でブルーベリー農園を始めた。⺟は6年前に亡くなり、93歳になる⽗も2年ほど前に⼤病をしてからは介護施設に入所。夫が農園を受け継ぎ、妻と経営している。2⼈の出会いは14年ほど前。もともと農業や⽥舎での⽣活に興味を持っていた妻が、友⼈に連れられてこの地を訪れたのがきっかけ。妻は「ブルーベリー農園に独⾝の男性がいると聞いて、会いにいって、そのまま押しかけて結婚しました」と笑顔で振り返る。

 結婚して13年⽬、3⼈の⼦宝にも恵まれた。夫婦は「今はまだ⼦どもたちが⼩さいので難しいですが、ゆくゆくはこの地に転居して、ゆっくりと過ごしたいですね」とほほ笑む。スタジオで家族の暮らしぶりを⾒守っていたゲストの神保さんは「いいですねぇ。あんな暮らしをしたくなりました」としみじみ語った。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事