多部未華子:5年ぶりTBS火10ドラマ主演 家事がテーマの“お仕事ドラマ”で専業主婦の主人公に 「対岸の家事」

「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」で主演を務める多部未華子さん(C)TBS
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「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」で主演を務める多部未華子さん(C)TBS

 俳優の多部未華子さんが4月期のTBS系火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(火曜午後10時)で主演を務めることが明らかになった。私生活でも一児の母の多部さんが演じるのは、本作で育児と家事に奮闘する専業主婦。「私の家政夫ナギサさん」(2020年)以来、5年ぶり2度目の同枠主演となる。

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 同枠でドラマ化された「わたし、定時で帰ります。」の朱野帰子さんの小説のドラマ化。多部さんが演じる村上詩穂は、過去のある出来事から、「家族のために“家事をすること”を仕事にしたい」と専業主婦になることを選んだ。しかし、今の時代に自分と同じような主婦仲間を見つけることができず、夫が帰ってくるまでの間、昼間の長い時間を娘と2人きりで過ごしていた。

 そんな中、詩穂は、ひょんなことから立場は全く違えど、同じように“家事”にまつわる様々な問題を抱える人たちと出会う。育児と仕事の両立に苦慮するワーキングマザー、完璧な育児計画を掲げるも思うようにいかない育休中のエリート官僚パパ。働くママの裏で残業を強いられる若手社員に、親の介護に悩むバリキャリ女性と、自分とは異なるさまざまな立場、考え方を持つ「対岸にいる人たち」との交流を通して、“家事”という終わりなき仕事を描く新たな“お仕事ドラマ”になるという。

 ◇多部未華子さんのコメント

 台本を拝見して、毎話とても共感するお話ばかりです。いろんな家族の形があって、いろんな子どもとの向き合い方があるなと、考えさせられました。全ての子どもを持つ母や父、家族に共感していただけるドラマになっているんじゃないかなと思っています。明日からも自分のペースで頑張ろうと少しでも前向きに思ってもらえるドラマになっていると思いますので、是非楽しみにしていただけたらうれしいです!!

 ◇原作・朱野帰子さんのコメント

 生き方が多様化する社会で「私の人生は正解だ」と思うことは難しい。それでも前向きに生きようとする人たちの物語を、TBSテレビ火曜よる10時のドラマチームに託しました。最高の脚本と最高の俳優陣に恵まれたことを幸せに感じています。

 ◇プロデューサー・阿部愛沙美さんのコメント

 このドラマの制作を始めてから、朱野先生の言葉をはじめ、台本のセリフ、取材のために帯同した子育て中の友人との時間に触れ、たくさんの価値観が私の中で変わっていきました。会社で働く同僚の事、両親の事、友人の事、自分の事。

 そして、主演に多部さんをお迎えすることができ、さらに説得力と包容力が増して皆さんにも何か感じていただけるドラマになると思っています。“家事”という身近な話だからこそ、さまざまな議論が生まれると思いますが、それもドラマの楽しみの一つになったら……。主婦のお話ですが、いろいろな立場のキャラクターが出てきますので是非たくさんの方に観ていただきたいです! どうぞよろしくお願いいたします!

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