藤あや子:自分と“瓜二つ” 若くして亡くなった祖母のこと 「ファミリーヒストリー」で“秘められた思い”、そして涙

1月22日放送の「ファミリーヒストリー」に出演する藤あや子さん (C)NHK
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1月22日放送の「ファミリーヒストリー」に出演する藤あや子さん (C)NHK

 演歌歌手の藤あや子さんが、1月22日午後7時57分から放送されるNHKのドキュメンタリー番組「ファミリーヒストリー」(総合)に出演する。予告では「若くして亡くなった祖母が最後まで見つめていた自らの手。農家の女性たちの秘められた思いとは」とナレーションで紹介され、涙をぬぐう藤さんの姿も収められている。

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 この日の番組の副題は「藤あや子 ~苦労が刻まれたその手を…~」で、秋田県出身で、先祖が切り拓いた土地で代々農業を続けてきた家族のルーツに迫る。

 藤さんが知りたかったのは、瓜二つだと言われた母方の祖母のこと。不幸にも24歳で亡くなった。その死の間際、病床で傷だらけの手をじっと見つめていたという藤さん。それは、農家の妻として、どんなに凍てつく日も働き続けた苦労が深く刻まれた手であった。

 一方、戦争に翻弄された父は満州で食堂を開業。戦後の混乱の中、命からがら帰国し、故郷秋田でまた新たな店を開く。その行動力は歌手・藤あや子誕生を支え……。

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