秋好美桜:「プライベートバンカー」で鈴木保奈美の娘役 “目ヂカラ”強めの18歳はアクションにも意欲 演じてみたいのは「殺し屋」

連続ドラマ「プライベートバンカー」に出演している秋好美桜さん
1 / 10
連続ドラマ「プライベートバンカー」に出演している秋好美桜さん

 俳優の唐沢寿明さん主演の連続ドラマ「プライベートバンカー」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に出演する秋好美桜さん。1月9日放送の第1話から、鈴木保奈美さんの娘を演じている。「現場のスピード感やスタッフさんの多さに最初は緊張しました」と明かすが、性格は負けず嫌いで、“目ヂカラ”も強め。「忍耐力はある方だと思うので、くじけなさと負けず嫌いな部分を生かして、どんどんとお仕事をつかみたいなと思っています」と語る秋好さんに話を聞いた。

あなたにオススメ

 ◇やっぱり演技って難しいな

 秋好さんは2006年1月31日生まれ、宮崎県出身の18歳。昨年、芸能事務所「bijoux」が主催したオーディション「bijoux AUDITION 2024」でグランプリを受賞し、芸能界入りした。

 「プライベートバンカー」は富裕層相手に資産の管理・形成を助言するマネーのプロ「プライベートバンカー」に焦点を当てたオリジナルストーリー。演じる飯田芹奈は、「だんごの鶴松」の二代目社長・飯田久美子(鈴木さん)の娘で、第1話では、投資詐欺にあった母の自殺を止めようと、主人公の庵野甲一(唐沢さん)に続いて、ビルの屋上へと駆け付け、声を張り上げるシーンもあった。

 「普段、大きな声を出すこともめったにないので、感情を一気に押し上げることに苦戦しました。本当に初めての経験で、やっぱり演技って難しいなと思いました」

 第1話を撮り終え感じたのは「もう少しできたのかな」という後悔の念。

 「大御所の方々は声がすごくて。一言ひとこと、おなかから声が出ているというか、よく通る声で。でも自分は全然できなくて、監督さんからもご指導されながら、いちばん苦戦した部分です」

 一方で、演じることへの楽しさも感じている。

 「台本以外の部分で役を掘り下げる作業もそうですし、役を自分のものにして表現する、自分でしか表現できないってことへの特別感や、プラスして自分の成長を感じられるのが楽しいです。今後はアクションに挑戦してみたくて。私の好きな映画は『レオン』なのですが、いちばん影響を受けた映画でもあるので、殺し屋役は一回やってみたいです。現実世界でありえない、このお仕事でしか経験できないことでもあるので、やってみたいなって」

 経験も実力もまだまだ足りないことは自覚しつつ、その上で「この先、いろいろな役が演じられるような女優さんになっていけたら」と目を輝かせる秋好さん。

 「演技以外の部分でも、『自分』という軸がブレない人がすてきだなと思うので、そういう意味で“味がある”と言われるようになりたいです」

 ◇性格は「負けず嫌い」で…

 「bijoux AUDITION 2024」グランプリ受賞から今年の春で1年がたつ。

 「今は自分の手が届く範囲のことを、かたっぱしから挑戦していって、まずは実力をつけていけたら、と思っています。その中で、『自分はこれだ!』という夢や目標を見つけていきたいと思っています」

 性格は「負けず嫌い」で、見た目ほど「クールじゃない」という秋好さんは、「結構、泣いたりもするのですが、でも立ち直りは早いと思います。ただ感情はあまり表には出さない、内に秘めるタイプです」と自己分析。

 「忍耐力はある方だと思うので、くじけなさと負けず嫌いな部分は生かして、オーディションに落ちてもくよくよせず、前を向いて進んでいって、どんどんとお仕事をつかみたいなと思っています」

 負けず嫌いな性格の表れなのか、「目ヂカラ」も魅力的で……。

 「目は自分でもチャームポイントかなと思っていて。周りからも『目ヂカラがある』とよく言っていただくことがあるのですが、たまに『怖い』とも言われるので(笑)、演技のお仕事に生かすことができたらなと思っています」

 「プライベートバンカー」には今後も登場予定の秋好さん。まずは劇中での活躍に注目だ。

写真を見る全 10 枚

テレビ 最新記事