サンドウィッチマン伊達:千葉刑務所で刑務官の仕事に密着取材 「アンタウォッチマン」バラエティーで初の受刑者収容区域へ

「アンタウォッチマン」で千葉刑務所を取材する伊達みきおさん=テレビ朝日提供
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「アンタウォッチマン」で千葉刑務所を取材する伊達みきおさん=テレビ朝日提供

 お笑いコンビ「アンタッチャブル」と「サンドウィッチマン」がMCを務めるテレビ朝日系の人気バラエティー番組「アンタウォッチマン」(火曜午後11時45分、一部地域を除く)。1月7日は、気になる仕事を深堀りする企画「サンド気になるマン 街のスゴいアンタ」で、伊達みきおさんが刑務官に密着取材。受刑者と向き合う日常と、心の内に迫る。

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 伊達さんは、刑期10年以上の長期受刑者を1000人以上収容する千葉刑務所(千葉市若葉区)を訪問した。バラエティー番組として初めて、受刑者の収容区域にカメラを入れ、刑務作業を行う工場も訪れた。

 取材を受諾した千葉刑務所の竹田孝一郎総務部長は「(今年)6月から『拘禁刑』が施行されることになりましたので、刑務官の仕事を知ってもらういい機会になれば」と経緯を語る。

 刑法が明治40(1907)年に制定されて以来、初めて創設される新刑罰「拘禁刑」では、受刑者に課されていた刑務作業が義務ではなくなり、代わりに「立ち直り」を重視した教育プログラムやリハビリに時間を充てる。竹田総務部長の思いを聞いた伊達さんは「絶対にいい機会にしたい!」と気持ちを引き締める。

 高齢の受刑者が多い軽作業の工場内を見学する伊達さんは「ある一角」に目が留まる。気になった伊達さんが、何をするところなのか尋ねると、竹内総務部長は「刑務官にとって聖地のような場所」という答えだった。「刑務官にとっての聖地」が意味するものとは。

 その後、受刑者たちの居住区域に向かうと、あらゆるところに非常ベルが設置されていた。非常ベルの鳴り響く頻度や、どんな緊急事態が起こりうるのか、伊達さんは知るところとなる。

 密着取材の模様は2週連続で放送され、後編は14日午後11時51分~深夜0時21分にオンエア。受刑者が刑務作業以外のほとんどの時間を過ごす居室や入浴場のほか、受刑者が作った食事が提供される刑務官の職員食堂も取材する。

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