佐野勇斗:昨年は朝ドラ初出演など充実の一年に 2025年は「結果が欲しい」 俳優業&M!LKでの目標掲げる

NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演する佐野勇斗さん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演する佐野勇斗さん(C)NHK

 俳優の橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、結(橋本さん)の恋人・四ツ木翔也を演じている佐野勇斗さん。デビュー以来の夢だったという朝ドラへの出演をかなえた佐野さんが、2024年を振り返り、今後の目標について語った。

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 ◇「おむすび」撮影の半年は「本当に一瞬」

 俳優としての活動と並行して5人組グループ「M!LK」でも活躍する佐野さんは、「おむすび」にクランクインしてからの約半年を振り返り、「本当に一瞬でしたね。他の作品の撮影や、M!LKの活動をやっていたら思ったよりもあっという間でした」と語る。

 佐野さん演じる翔也は、栃木県から福岡西高校に野球留学。高校卒業後は、社会人野球の名門・星河電器に就職するが、右肩を故障し、プロ野球選手になる夢を断念するという役どころ。愛知県出身の佐野さんだが、劇中では栃木県出身の翔也を自然に演じている。

 佐野さんは「実は『翔也が染みついているな』と感じた瞬間があって、仕事が終わって、帰りにマネジャーとしゃべっていたら、ふいに栃木弁が出ちゃって。ビックリして大爆笑しました」と明かす。

 「かと思えば、しゃべり方が(『おむすび』と並行して撮影していた)『マイダイアリー』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の徳永広海っぽいねと言われることもあって。『本当の自分ってどうだったっけ?』って思うこともありました」

 「おむすび」の撮影は「すごく居心地が良くて楽しい」といい、「陽太役の菅生新樹とは初共演だったのですが、めちゃくちゃ人懐っこくて。『今から部屋行くから』と突然ホテルの部屋に来たかと思えば、2時間くらいしゃべって帰って行ったりとか。彼のコミュニケーション能力はすごいです」と感嘆する。

 撮影を通して菅生さんと仲を深めた佐野さんだが、「スケジュールがなかなか合わなくて……。まだプライベートでは遊べてないんです。でも、頻繁に連絡をくれますし、時間が合えば遊びに行きたいですね」と笑顔を見せた。

 ◇昨年の振り返りと今後の目標

 そんな多忙な日々を過ごしている佐野さんだが、「僕、リフレッシュがあまり向いていないんです」と吐露する。

 「周りから『何でそんなに頑張ってるの?』って聞かれることもあるんですけど、自分でもよく分からないです。ずっと仕事モードなんですけど、それが楽しいのかもしれないですね」

 多数のドラマや映画に出演し、今まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」の佐野さん。今後の目標について尋ねると、「ゴールデンタイムのドラマで主演を務めること、そのドラマの主題歌をM!LKが担当すること、アカデミー賞を受賞することです。ずっと掲げている目標なので、絶対にかなえたいなと思いますね」と言葉に力を込める。

 大活躍だった2024年を振り返り、「昨年は、本当に仕事を頑張れたな、充実していたなと思えているので、2025年は結果が欲しいです」と目を輝かせる。

 「もちろん視聴率など数字の面でもそうですし、M!LKで言ったら、みんなに曲を知ってもらうこと、紅白出場ですね。プライベートでは、車を買いたいです。休みも大切だと思いますが、今はまだその時期じゃないと思っていて。あと2年くらいは頑張って、まずは結果を出したいです」

 現在26歳の佐野さんは「30歳までには、ドームツアーを必ずやりたいです。今はがむしゃらにやっているので、もっと余裕を持てるようになりたいですね。常に焦っている感覚があるので、その焦りをなくして、5割ぐらい楽しいと思えたらいいなと思います」と熱く語った。

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