解説:「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」 従来のガンダムとは大きく異なるデザイン

「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」のガンプラ「HG 1/144 GQuuuuuuX」
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「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」のガンプラ「HG 1/144 GQuuuuuuX」

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。。日本テレビ系でテレビアニメシリーズが放送され、放送に先駆けて、一部話数を再構築した「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」が、1月17日から全国373館の劇場で上映される。「ガンダム」シリーズなどを手掛けるサンライズ、「エヴァンゲリオン」シリーズなどで知られるカラーが初めてタッグを組み、鶴巻和哉さんが監督を務め、榎戸洋司さんがシリーズ構成、山下いくとさんがメカニカルデザインを担当するなど豪華スタッフが集結することも話題になっている。山下さんがデザインした主人公機GQuuuuuuXは、どうやらこれまでにないガンダムになっているようだ。

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 ◇エヴァのデザイナーがガンダムをデザインしたら…

 主人公は、女子高生のアマテ・ユズリハ(マチュ)で、宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていたマチュが、戦争難民の少女・ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技・クランバトルに巻き込まれることになる……というストーリー。マチュは、GQuuuuuuXを駆り、バトルの日々に身を投じていくことになる。主人公機GQuuuuuuXは、マチュが操縦する謎の最新鋭モビルスーツで、ポメラニアンズの所属機としてクランバトルに参加する。

 「エヴァンゲリオン」シリーズなどでも知られる山下さんが、GQuuuuuuXをデザインした。GQuuuuuuXは、くびれた腰、独特の形状の足首など従来のガンダムとは大きく異なる。

 昨年12月にYouTubeで配信された「ガンダムカンファレンス WINTER 2024」で、カラーの杉谷勇樹プロデューサーは「エヴァンゲリオンのデザイナーがガンダムをデザインしたらどうなるか?という一つの答え。ガンダムは面が多く、ロボット然としたデザインですが、エヴァンゲリオンは鎧(よろい)を着た人間という感じ。人間っぽい動きができるように、肩や股関節はより人間らしい動きができるようにと監督がこだわっているところです」と説明。これまでにないガンダムということもあり、アニメでの活躍に注目が集まる。

 ◇ガンプラやフィギュアも!

 GQuuuuuuXのガンプラ(プラモデル)が、バンダイスピリッツの「HG」シリーズから「HG 1/144 GQuuuuuuX」として1月17日に発売されることも話題になっている。ガンプラは、特徴的なフォルムを忠実に再現。胴体、股関節など各部関節の可動によりダイナミックなアクションを実現する。プラモデルを見ると、2パターンの頭部が付属し、頭部の変化が何を意味するのかも気になるところだ。

 バンダイスピリッツの「METAL ROBOT魂」シリーズからフィギュア「METAL ROBOT魂<SIDE MS> GQuuuuuuX」も8月に発売される。球体状の肩ユニットなどを再現し、斧状の武装、ビーム兵器などが付属。

 GQuuuuuuXはまだまだ謎も多いが、ガンプラやフィギュアを見ていると妄想が膨らむところもある。劇場先行版が公開される1月17日を楽しみに待ちたい。

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