歌手の島田歌穂さん（61）が、12月18日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演。夫でピアニスト、プロデューサーの島健さんと「徹子の部屋」が縁で結婚した島田さんが、当時のエピソードを語った。

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　30年前、島田さんが出演した「徹子の部屋」を島さんが見て一目ぼれし、2人は結婚した。「（島さんとは）とあるスタジオで出会ったんですけど『この前、徹子の部屋で見ました』というのが最初の挨拶のときの言葉だったんです」と振り返った。

　結婚してからは、島さんとともに、ピアノと歌だけのデュオコンサートを行っている。「30歳で結婚したので、ちょうど人生半分、一緒にいることになります」と照れ笑いした島田さん。「家ではかなり亭主関白です。いわゆる昭和の男性。こんなに家事をしない人だと思いませんでした（笑い）」と告白した。

　島さんは、島田さんがいないと、食べることも面倒で1日食べずに過ごしてしまうこともあるという。「私が地方公演のときは、休演日は必ず東京に戻って（島さんの）生存確認をして。食料をおいて、家の中を正して帰るっていうのが常。でもここ数年、少し手伝ってくれるようになりました」と語った。

　今年デビュー50周年を迎えた島田さん。もともとは子役からアイドル歌手を経てミュージカルの世界に入った。「まさか自分が50周年を迎えさせていただくなんて思ってもみなくて。でもこれは一つの通過点。60周年、70周年を目指してステージに立ち続けていられたら」と抱負を述べた。

　島田さんから「長く続ける秘けつ」を聞かれた徹子さんは「私は歌を歌う人になろうと思って音楽学校に行ったけど叶わず、うまくいかなかった。そこで最初の挫折があったんです。それでNHKに入って、俳優の方に入っていったんです」と述懐。「やっぱりごはんはちゃんと食べる、睡眠をとる。それですね。あと、あんまりくよくよしない」と明かした。