宝塚歌劇団の元月組トップスター、月城かなとさんが、11月30日に放送されるWOWOWのオリジナル番組「宝塚プルミエール」で番組ナレーターを務めることが分かった。

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　月城さんは、2009年に宝塚歌劇団に95期生として入団。宙組公演「薔薇に降る雨／Amour それは…」で初舞台。その後、雪組に配属。気品あふれる正統派男役として多くのファンを魅了し、2013年の「Shall we ダンス?」で新人公演初主演。3度にわたって新人公演主演を務める。2017年に月組に移り、「THE LAST PARTY ～S.Fitzgerald’s last day～」「ダル・レークの恋」で東上主演を務め、2021年8月に月組トップスターに就任。

　トップ就任後も「今夜、ロマンス劇場で」「グレート・ギャツビー」などの大作に出演した。今年7月に「Eternal Voice／Grande TAKARAZUKA 110！」東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。11月21日から退団後初となるソロコンサートを開催する。

　今回の「宝塚プルミエール」は11月30日午後4時半からWOWOWライブで放送。月城さんの後任として月組トップスターとなった鳳月杏さんの大劇場お披露目公演「ゴールデン・リバティ」を放送する。

　月城さんは「皆様お久しぶりです。月城かなとです。今回WOWOW『宝塚プルミエール』でナレーションを務めさせていただくことになりました。在団中、この番組での卒業生の皆様とのコミュニケーションがとても嬉しかったので、このような機会をいただきとても嬉しいです。そして何より、月組の放送回を担当できることに喜びでいっぱいです！　皆様に月組公演の魅力をたくさんお伝えできるように精一杯努めます」とコメントを寄せた。