あんぱん:次期朝ドラ 高橋文哉、志田彩良、ソニンら新キャスト5人発表 制作統括コメントも

連続テレビ小説「あんぱん」に出演する高橋文哉さん(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」に出演する高橋文哉さん(C)NHK

 俳優の今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」の新たなキャストが11月18日、NHKドラマの公式X(旧ツイッター)で発表された。今回発表されたのは、主人公・朝田のぶ(今田さん)と、夫となる柳井嵩(北村匠海さん)が学生時代に出会う主な人々。高橋文哉さん、志田彩良さん、ソニンさん、瀧内公美さん、山寺宏一さんが出演する。高橋さん、志田さん、ソニンさん、瀧内さんは朝ドラ初出演。

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 高橋さん演じる嵩の同級生・辛島健太郎は、福岡出身で、若い頃に友人がいなかった嵩にとって真の友人となっていく。のぶや朝田家の面々とも関わっていくことになる。

 高橋さんは「北村匠海さん演じる柳井嵩の一番の親友ですので、この作品の中で二人の関係性と空気感を大切にしつつ、健太郎にしか引き出せない嵩くんをお届けしたいと思っております。この役をこの『あんぱん』という作品の現場で演じられることを誇りに、精一杯向き合いたいと思います」とコメントしている。

 志田さん演じる小川うさ子は、のぶの同級生で幼なじみ。のぶと一緒に通っていた女学校時代は、卒業までに良い相手を見つけて花嫁になることを夢見ていたが……という役どころ。 志田さんは「これまでもオーディションに挑戦し、結果に涙してきた念願の朝ドラに出演させていただけることが本当にうれしく、自分で自分を抱きしめてあげたい気持ちです。うさ子がたくさんの方に愛していただけるよう、私自身も努力をし精一杯務めたいと思います!」と意気込みを語った。

 ソニンさん演じる山下実美は、のぶが通う高等女学校の教師。 瀧内さん演じる黒井雪子は、のぶが高等女学校を卒業後に入る女子師範学校の教師。

 山寺さん演じる座間晴斗は、嵩が通う芸術学校の教師。嵩にとって生き方、人生の考え方の基本を教えてくれた恩師。

 「あんぱん」は、脚本を「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが手掛け、まだ何者でもなかったやなせたかしさんと妻・小松暢さんが、あらゆる荒波を乗り越え、アンパンマンにたどり着くまでの、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」を描く。暢さんをモデルにした朝田のぶを今田さんが、やなせさんをモデルにした柳井嵩を北村匠海さんが演じる。

 ◇制作統括・倉崎憲チーフプロデューサーのコメント

 これまでヒロイン・のぶと嵩のそれぞれの家族関連の皆さんを発表させていただきましたが、今回は二人が学生時代に出会う主な人々です。嵩にとっての初めての親友・健太郎役に高橋文哉さん。彼の可能性にあふれた存在、その更なる可能性をこの「あんぱん」で今までとは違った一面を世に見てもらいたいという思いでオファーさせていただきました。嵩とのコンビだけでなく、恋の行方にも注目して見ていただきたいです。
 のぶの幼なじみ・うさ子役の志田彩良さんは、ヒロインオーディションに参加していただいたことがきっかけで、透明感と誠実な人柄にひかれ、ご一緒させていただきたいと念願かないました。薙刀(なぎなた)の描写もあり熱心に稽古(けいこ)を積まれているのでお楽しみに。
 のぶが通う女学校の山下先生役には高知出身のソニンさん。ご当地の高知を訪れるたびに、ソニンさんの出演を心待ちにしている地元の皆さんの声を多く聞き、その期待に応えたいとお声がけさせていただきました。
 女学校卒業後にのぶが入る女子師範学校の黒井先生役には、かつて教師を目指されていた時期もあるという瀧内公美さん。厳格でのぶにとってある種の壁として立ちはだかる教師を演じていただきます。ここまでの4名の皆さんは今作が連続テレビ小説初出演となります。
 そして嵩の恩師、座間先生役に山寺宏一さん。「自由に責任をもって行動してほしい。机で勉強しているだけではろくな作品はできない。銀座で吸収するものは、学校で習うものよりも栄養になる」と豪語する先生がモデルで、真の意味での“自由”を説くのに説得力を持つであろう山寺さんにオファーさせていただきました。アンパンマンにも「あんぱん」にも山寺さんの存在が必要不可欠なのです。
 「あんぱん」は今年9月にクランクインしまして、日々とても温かく熱量ある現場で収録は順調に進んでおります。放送まであっという間に5カ月を切りましたが、多彩なキャストの皆さんと紡いでいく「あんぱん」をぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

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