森香澄:「ピアニストを諦めた決断も正しかった」 幼稚園で人生振り返る 園児にはタワマン願望語る

11月13日深夜放送の「森香澄の全部嘘テレビ」の一場面=テレビ朝日提供
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11月13日深夜放送の「森香澄の全部嘘テレビ」の一場面=テレビ朝日提供

 元テレビ東京アナウンサーで“令和のあざと女王”と呼ばれる森香澄さんの冠バラエティー番組「森香澄の全部嘘テレビ」(テレビ朝日、水曜深夜2時34分)。11月13日深夜の番組では、「一回立ち止まって考えたい。初心に帰ろうかなと思う」という森さんが、24年ぶりに幼稚園を訪問した。

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 入り口のモニュメントを見て「これ懐かしいですね~ 定位置でした、一人で泣いている時とか、かくれんぼするとき絶対ここに隠れていた」と懐かしんだ森さん。園内を巡りながら「よく怒られていましたね」「母親と離れると泣きすぎて過呼吸になり、送迎バスに乗りたくないと毎日大泣きし、泣きすぎて気持ち悪くなって吐いていた」と当時の驚きのエピソードを明かした。

 園児たちと交流した際には、あまりの可愛さに「子ども欲しい」と吐露する場面も。「元々欲しいんです、私は子供が。友達がどんどん妊娠しているんです」と言いつつ「仕事がんばろ、今は」と自分に言い聞かせるように語った。

 園内を巡る森さんの前に、担任だったというまゆみ先生がサプライズで登場。「かすみちゃん! 覚えています」と興奮気味のまゆみ先生は「すごく可愛くて、男子からもすごい人気があって、なにかそういうふうなお仕事に就くのかなと思っていた」と話した。

 広場に集まった園児から「好きな動物は?」などと無邪気な質問攻めにあった森さん。「どの家が好き?」と聞かれると「タワーマンションって聞いたことある? 何回もピンポンってしないとお家に入れないの。高層階だと東京タワーとかスカイツリー見えるの。そういうお家に住みたいなって思っている」と答えた。

 そして、屋外の遊具で“森香澄の原点”に迫る一幕も。「入園時にピアノを習い始めて高3までプロを目指し本気でやっていた。音楽を好きになって、音楽に携わりたい気持ちが今のエンタメに携わりたいにつながり、そこが私の始まりだったのかな」と人生を振り返り「努力でカバーできない才能の差が芸術の世界にあると知り、ピアニストの道を諦め、音大ではない大学へ進学、アナウンサーを目指す。今は仕事が楽しいのでピアニストを諦めた決断も正しかったのかな」と述べた。

 ロケ終了後、最後にまゆみ先生からサインを求められた森さん。だが間髪入れずに「幼稚園の名前なんでしたっけ?」と聞き返して……。同番組は、タイトル通り「全部嘘」のはずが、見ているうちに「森香澄なら本当かも」と思うような虚実入り混じった内容で送る。TVer、ABEMA、テレ朝キャッチアップ、TELASAで見逃し配信中。

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