吉川愛:「誰かを演じるのが日常」連ドラ4クール連続出演 モチベは愛犬と“推し”への愛 

「マイダイアリー」に出演中の吉川愛さん
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「マイダイアリー」に出演中の吉川愛さん

 連続ドラマ「マイダイアリー」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後10時15分)に出演中の吉川愛さん。今年は、1月期の「マルス-ゼロの革命-」(テレビ朝日系)から4クール連続で連ドラに出演した。多忙を極めていると思いきや「全然平気です!」とけろりとした顔。「すごく共感できます!」と語る今作の役柄と共に話を聞いた。

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 「マイダイアリー」は、2020年にデビューした新進脚本家・兵藤るりさんのオリジナル作。社会人1年目の主人公・恩村優希(おのむら・ゆき、清原果耶さん)が日々のささいな出来事をきっかけに大学時代を振り返る構成で、男女5人の青春群像劇を描いている。清原さん、吉川さんはじめ、佐野勇斗さん、見上愛さん、望月歩さんと、若手実力派5人が集結した。

 清原さん以外とは既に共演経験があったという吉川さん。「みんなどこか落ち着いていて、安心感のある現場です。この作品自体、なるべく5人のテンション感が一緒の方が良いと考えているので、そういった空気感を作れているのはすごく演じやすい環境だなと思います」。

 演じる白石まひるは、優希と同じ教育学部の3年生で、趣味は推し活。メンズアイドル「RIM様」の動画配信チャンネルを見て日々もん絶している。「私自身も“推し活”が趣味なので、まひるの気持ちにすごく共感します! まひるは一人でライブに行くのですが、私もそうなので、自分と重なりますし、推し活中のテンション感や声は素に近いかも知れません(笑)」。

 前クールの「降り積もれ孤独な死よ」(読売テレビ・日本テレビ系)で演じたミステリアスでどこか陰のある役柄とはだいぶ様相も異なるが、役をすぐに切り替えられるのだろうか? 「役名が自分の中で定着するまで、少しだけ時間がかかることもありますが、現場の空気を感じられれば、大体すぐに切り替えられます。今回も苦労はしませんでした」。

 1年を通して連ドラに出演しているが、「ほどよく休めているので全然平気です! 忙しさも楽しめています」と笑顔で語る。3歳から子役として活動しているが、芝居をするのが「日常」に近い感覚だという。

 「小さい頃からお仕事をさせていただいているので、演じていない期間ができると、不安になったり、役のことを考えない自分の性格はどうだっただろうか?と考えてしまうことがあったりもするので、お休みの期間が長すぎるのも、自分には良くないのかなと思います」

 毎日の息抜きとモチベーションになっているのは、愛犬とやはり「推し活」だという。「愛犬がいるので一緒にお散歩したり、好きなおやつを買ってあげたりすることが、何よりの癒やしの時間です。どんなに帰りが遅くなっても、散歩は欠かしません。私の中ではその子が第一優先なので。おやつをあげて喜んだ顔がすごく好きです」とにっこり。

 推し活の対象を聞くと、「TWICE」、「BIGBANG」のSOLさん、アニメ「妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス)」の髏々宮カルタ、「ブルーロック」の凪誠士郎を即答。「推しが複数いると、軽く見られがちなのですが、どの推しへの愛も強いです」と熱弁する。

 もし推しがいなかったら?と聞くと「仕事をしていないかもしれません」と笑う。では、推しとは吉川さんにとってどのような存在なのか尋ねると「ラブでもあり、ライクでもあり……なかなか言語化が難しいですね(笑)。でも、私にとっては雲の上の存在。心を豊かにしてくれる存在なので、存在してくれるだけでありがたいです」と話した。

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