探偵!ナイトスクープ:「何も写り込まないトロンボーンの写真を撮る」無茶をかなえて プロカメラマンの知恵はスマホ!

11月8日放送の「探偵!ナイトスクープ」から=ABCテレビ提供
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11月8日放送の「探偵!ナイトスクープ」から=ABCテレビ提供

 視聴者から寄せられた奇想天外な頼み事や、心配事の相談を「探偵」たちが体当たりで解決する人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、金曜午後11時17分)。11月8日は、真栄田賢探偵が「世界初のトロンボーン写真」を調査した。スタジオには、佐野晶哉(Aぇ! group)が顧問としてスタジオ初登場。せいや局長代理、増田紗織秘書も出演した。

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 依頼は、東京都の男性(41)から。男性は縁あって、トロンボーンを手作りする33歳の若い職人、高山恵太郎さんの広報関係などを手伝っている。実は、トロンボーンを日本国内で作っているのは、某大手楽器メーカーと高山さんだけ。たった1人で日々、高山さんはトロンボーン作りに情熱を傾けている。

 男性は、そのこだわりと人柄にほれ込み、高山さんのトロンボーンを日本中、そして世界中の人に知ってほしく、最高のパンフレットを作りたいと思っている。しかし、高山さんはこだわりが強く、パンフレットに載せる写真は、トロンボーンに何も写り込んでいない写真にしたいという。しかも、彼の工房で彼自身が撮って、という。とんでもない難題だった。

 一緒に試行錯誤しているのだが、トロンボーンの表面はなめらかな曲線なので、絶対に撮っている人や周りのいろいろなモノが写り込んでしまい、なかなか納得のいく写真を撮ることができない。世界中、どのトロンボーンの写真を確認しても、何も写り込んでいない写真は見つからなかった。どうか、この難題を解決してほしい、というもの。

 考えた末、逆転の発想からトロンボーンの色に合わせ、撮影ブースを全面金紙で包み込む。撮影者の真栄田探偵自身も全身金色に変身した。しかし、出来上がった写真には写っていないが、トロンボーン本来の色も出ていない。仕方なくプロのカメラマンに助けを求めるも、レンズだけは写ると言う。そこでレンズを小さくしようと、取り出したのはスマホだった。

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