海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の柴咲コウさんが主演を務めた2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」が10月31日からBS松竹東急で放送されるのを前に、柴咲さんがコメントを寄せた。「己の“不屈の精神”と“利他精神”を改めて問われるようなドラマでした」と思いを語っている。
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「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、森下佳子さん脚本のオリジナル作品。幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母に当たる主人公・直虎(柴咲さん)が、男の名で家督を継ぎ、仲間と力を合わせて国を治め、世継ぎの命を守りながら生き延びていく姿を描いた。
柴咲さんは井伊直親(三浦春馬さん)、小野政次(高橋一生さん)、龍雲丸(柳楽優弥さん)、井伊直政(菅田将暉さん)の名前を挙げながら、「戦国の世に生まれ、その波に呑まれそうになりながらも、彼らと向き合いなんとか希望を繋いでいった」と述懐している。
「おんな城主 直虎」は、BS松竹東急で10月31日から毎週木曜午後6時15分放送。11月7日からは2話連続で放送する。
そこはかとない哀しみを纏いつつもまっすぐに笑顔を向ける直親。
本心を秘めながら経を謳うかの如く言葉を放つ政次。
飄々としながら時折ギラリと鋭い眼光を向ける龍雲丸。
直虎が後見として必死に繋いだ、直親の嫡男、直政。
戦国の世に生まれ、その波に呑まれそうになりながらも、彼らと向き合いなんとか希望を繋いでいった直虎。私は直虎を「演じる」というより、「我が直虎である」という、その一心で、一年以上自分の人生を捧げ、没頭するように生きていたと思います。
どんなに辛い世の中であったとしても、自ら湧き出る祈りは止めることはできないー己の“不屈の精神”と“利他精神”を改めて問われるようなドラマでした。
今でも自身のライブで「わたしが竜宮小僧だったとき」を歌う際には、このドラマの走馬灯のようなものが脳内を駆け巡っています。
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