10月22日スタートのテレビ朝日系の連続ドラマ「民王R　Inspired by 池井戸潤」（火曜午後9時、初回拡大スペシャル）のナレーションを、俳優の菅田将暉さんが務めることが分かった。

あなたにオススメ

非合法なのに幕府はなぜ黙認　「べらぼう」蔦重の時代の風俗ビジネス

　2015年7月期に放送された前作「民王」で、主人公の武藤泰山（遠藤憲一さん）の息子・翔を演じた菅田さん。頭は弱いが心優しい翔と、父親の泰山の体が入れ替わった後で、厳しくも堂々とした姿を演じ分け話題になった。菅田さんの演技力が大きく評価される作品となった。

　ナレーションとしての参加に、菅田さんは「『民王』という作品は、個人的にも思い入れが強く、ひたすら笑い、挑み続けた楽しい現場でした。『民王R』として帰ってくること、心からうれしく思います。やりましたね！　泰山！！」とコメント。

　「今回は息子とではなく、次々と国民と入れ替わっていくお話だとか。ふふ、間違いなく遠藤憲一さんの魅力がまた何倍にもなって暴れていくこと、楽しみにしています」と期待しつつ「また自分もこの作品に関われること、幸せに思います」と喜んだ。

　放送直前に前作ファンにはうれしいニュースとなったが、オンエアでさらなるサプライズがあるという。

　ドラマは、池井戸さんの同名小説（文春文庫・角川文庫）が原作の「民王」の約9年ぶりの続編となるが、今作はinspire（インスパイア）作品という形。再び総理の打診を受けた泰山が、国民の誰かと毎話ランダムに入れ替わり、さらに奇想天外な物語となる。

　新キャストで「なにわ男子」の大橋和也さん、あのさん、山時聡真さん、満島真之介さん、溝端淳平さん、岸部一徳さんらが出演。前作からは山内圭哉さん、金田明夫さん、峯村リエさんが続投する。