兒玉遥:初の朝ドラ「おむすび」でうれしい再会 「写真集でとどめるつもりだった」グラビア復帰のワケも

NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演中の兒玉遥さん
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NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演中の兒玉遥さん

 2019年6月にアイドルグループ「HKT48」を卒業し、俳優として活動中の兒玉遥さん。グループ卒業から5年、放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」で朝ドラ初出演を果たした。オーディションでつかんだという朝ドラの撮影秘話や、話題になっているグラビア復帰の理由などを聞いた。

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 ◇撮影は“ほぼすっぴん”で

 「おむすび」で兒玉さんが演じているのは、主人公の結(橋本環奈さん)とギャルたちを温かく見守る交番の警察官・川合紗香。朝ドラへの出演が「目標」だったという兒玉さん。出演への喜びをうれしそうに語った。

 「朝ドラは俳優業の登竜門といいますか、自分の味方になってくれる経歴になるから、絶対にやりたくて、女優に転身してからオーディションを受け続けてきたんです。今回も別の役のオーディションを受けて落ちてしまったのですが、『ぜひほかの役でお願いします』とオファーを受け、警察官の役をいただきました」

 「おむすび」の舞台は、地元である福岡。喜びもひとしおだった。

 「家族も喜んでくれました! 何より、これまで出演していたドラマが深夜だったり、関東ローカルだったので、地元のおばあちゃんにも作品を見てもらえる機会になったので、すごくうれしかったです!」

 演じる紗香は「正義感が強い人物です」と紹介する。

 「天神でギャルのみんなを温かく見守っている優しさと強さを兼ね備えたキャラクター。
みんなのお姉さん的な立ち位置だと思います。でも、警察の中ではまだ新人なので“一生懸命さ”を意識して演じました、撮影も“ほぼすっぴん”で行きました」

 自信があるのは「博多弁のシーン」。「生粋の博多出身なので、ハマってくれていたらうれしいです。ナチュラルネイティブなので(笑)」とアピールした。

 ◇「役を演じる方が性に合っていた」

 「おむすび」では、うれしい再会もあった。今作には、HKT48で共に活動していた田中美久さんも出演しており、共演シーンはなかったものの楽屋では久々に一緒の時間を過ごすことができたという。

 「みくりん(田中さん)はギャル役なのですが、すごくギャルメークが似合っていて可愛かったです! なかなかプライベートでは会うことがないので、うれしかったですね。よくテレビで見ているので、自分も頑張ろうって刺激をもらう存在です」

 HKT48卒業から5年「お芝居をもっともっと頑張っていきたい」という兒玉さん。俳優業に進んだ理由について「もともとの“私”で勝負できる自信がなくて、自分のことをどう好きになってもらえればいいか分からないので、それよりも役を演じる方が性に合っていたんです。こっちで勝負したかった」と話す。

 10月1日発売の写真週刊誌「週刊FLASH」(光文社)で、2年前に発売した写真集以来にグラビアへ復帰したが、その理由も俳優業のため。「グラビアは2年前の写真集でやり切ったという思いがあるので、そこでとどめるつもりだったのですが、今回朝ドラに出演することをいろいろな人に知ってもらいたかったので、やるなら今だなって。このタイミングで復帰することにしました」と明かした。

 現在の目標は「地上波ドラマでメインキャストを演じること」。「教師役をやってみたくて。『ごくせん』のような極道教師役とかやりたいです(笑)。でも今はどんな役でもやってみたい。とにかくお芝居をたくさんしたい!」と意欲満々だ。

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