機動戦士ガンダムSEED FREEDOM:“期間限定の特別版”上映 500カット以上をアップデートした“完全版”

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のビジュアル(c)創通・サンライズ
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「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のビジュアル(c)創通・サンライズ

 人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の本編映像をアップデートした“期間限定の特別版”が上映されることが分かった。500カット以上の本編映像をアップデートした“完全版”になるという。第1弾は9月20日~10月3日、第2弾は11月1~14日に上映され、第1、2弾で異なるエピローグカットが追加される。入場者プレゼント第1弾として、アップデートカット原画をデザインしたオリジナルミニクリアファイルを9月20日から配布する。

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 福田己津央監督は「皆様の応援とご支持で、『ガンダムSEED FREEDOM』特別版を上映することが決まりました。1月26日から公開されていた本編では、時間の関係もあって各セクションが納得いくまでのカットの追い込みなどがかなわない点もありましたが、今回はそれらのカットもアップデートし、また上映後に違和感のあった部分など、各所に手を入れさせていただきました。これが『SEED FREEDOM』の完全版と言えると思います。またエンディングの終わりには、エピローグカットとしてショートエピソードを書き下ろしました。そちらも併せてお楽しみください」とコメント。

 キラ・ヤマト役の保志総一朗さんは「長年待ちに待った『SEED FREEDOM』を今年ようやく見ることができて、体感できて、2024年が始まって半分くらいは『FREEDOM』のことで頭がいっぱいなぐらい僕もファンの皆さんも、めちゃくちゃ心震わせられたし楽しみつくしましたよね。ロングラン上映が終わって寂しかったけど、でもすがすがしいし、こんな充実感は滅多に味わえるものではなかった……。だけど、この秋!すぐに!また劇場で『FREEDOM』に会える! さらに特別版として!! 2024年、こんなにまだ楽しんじゃって良いんですか? 僕たちの『SEED FREEDOM』は、まだまだ終わらない!!」と話している。

 ラクス・クライン役の田中理恵さんは「皆様の応援と想(おも)いのおかげで『SEED FREEDOM』特別版上映が決定したと思っております。おめでとうございます! そして、本当に、ありがとうございます! 今回上映される映画は、500カット以上がアップデートされた上に、エピローグカットがつくそうですよ。そして、新たな入場者プレゼントが配布されるとのことですよ! 9月20日から特別版上映限定の入場者プレゼント第一弾配布が始まるそうです。大スクリーンでまた皆様に『SEED FREEDOM』を見ていただける機会がきて、本当にうれしいです。必要だから愛するのではありません、愛しているから必要なのです! 存分に楽しんでいただけますと幸いです!」とコメントを寄せている。

 9月20日には新宿ピカデリー(東京都新宿)で特別版上映記念舞台あいさつが開催され、保志さん、三石琴乃さん、桑島法子さん、福田監督が登壇する。

 同作は、1月26日に公開され、約4カ月のロングラン上映となり、興行収入が49億円、観客動員数が290万人を突破するなど大ヒットした。1982年公開の「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」が記録した興行収入約23億円を超え、「ガンダム」シリーズの劇場版の歴代最高興行収入記録を約42年ぶりに更新したことも話題になっている。

 「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの「機動戦士ガンダムSEED」は2002年10月~2003年9月に放送され、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が2004年10月~2005年10月に放送された。「SEED FREEDOM」は「SEED DESTINY」の続編で、福田己津央監督らテレビアニメのスタッフが再集結した。劇場版は、2006年に制作が発表されたものの、その後は長らく続報が途絶えていた。発表から約18年の時を経て、公開された。

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