降り積もれ孤独な死よ:「怖すぎ」「サイコ感えぐ」“鈴木”佐藤大樹の狂気漂う姿に視聴者戦慄(ネタバレあり)

連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」第6話の一場面(C)井龍一・伊藤翔太/講談社 (C)ytv
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連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」第6話の一場面(C)井龍一・伊藤翔太/講談社 (C)ytv

 俳優の成田凌さんが主演を務める連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(読売テレビ・日本テレビ系、日曜午後10時半)の第6話が8月11日、放送された。同話では、成田さん演じる刑事の冴木仁が灰川邸事件の真犯人と思われる後輩刑事の鈴木潤(佐藤大樹さん)を取り調べるシーンが描かれ、鈴木のこれまでとは一変し、狂気を漂わせる姿が話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第6話は、2017年、冴木の弟・瀧本蒼佑(萩原利久さん)は鈴木に捕らえられていた。蒼佑は鈴木をにらんで「お前は誰だ?」と問いかける。同じ場所に捕らえられていた花音(吉川愛さん)は、鈴木のことを灰川十三の実の子供で、13人の子供たちを殺した真犯人だという。灰川に、養護施設の前に置き去りにされた鈴木は、父の愛にずっと飢えていたといい、会いに行った自分を突き放した灰川に恨みを募らせていたことを明かす。

 一方、冴木と五味(黒木メイサさん)は、鈴木が灰川邸に飾ったサトゥルヌスの絵を買ったこと、灰川が書いたと思われる日記に「ジュン」という実子がいた旨が記されていたことを、上司の川相(野間口徹さん)に報告。鈴木の身柄を確保すべきと訴えるが、上層部からは確実な裏付けが取れるまで鈴木の件は伏せる、と言われてしまう。そしてその後、いつもと変わらない様子で出勤してきた鈴木を取調室に入れた冴木は、五味や川相が監視カメラで見守る中、鈴木に絵の写真を見せて「灰川邸に飾ってあったこの絵を買ったのは、お前だよな?」と聞き……と展開した。

 鈴木は絵を買ったことは認めたものの、飾ったことは否定し、絵は空き巣に盗まれたのだと話す。灰川と鈴木の血縁関係を調べたい冴木は、鈴木のDNA鑑定をするためにコーヒーを飲ませようと誘導するが、鈴木はいったん飲む振りをしたのちコーヒーをテーブルに置き、突然冴木の目をのぞきこんで「なーんてね」と豹変。続けて監視カメラに向かって「みなさんが欲しいのは、僕のDNA、ですよね!」と笑顔で語りかける。

 さらに鈴木は、花音と蒼佑の居場所を聞き出そうとする冴木に「えっ! 行方不明なんですか!? それは心配ですね」と素知らぬふりをし、冴木が前に立ちはだかると「令状も無ければ、緊急逮捕できるほどの嫌疑もないのに、被疑者の意志に反して退去を妨げるのは、任意捜査の範囲を逸脱した違法行為ですよ!」と主張。そのまま五味らに「お疲れさまでした」と笑顔を見せながら去っていった。

 視聴者は、これまで冴木や五味に従順だった鈴木が、一変して狂気が漂う“真犯人”の顔を見せたことに戦慄(せんりつ)。SNSでは、「鈴木やべえな」「サイコ感えぐ」「鈴木怖い勘弁してくれ」「サイコパス潤、怖いよ~」「ゾクッとした」などの声が相次いだ。

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