特撮ドラマ「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日系、日曜午前9時)でヒロインの仮面ライダーマジェード/九堂りんねを演じる松本麗世(れいよ)さんにインタビュー。最終回が迫っているが、これまでの撮影について振り返ってもらったほか、現在公開中の映画「仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク」(田崎竜太監督)の見どころを聞いた。
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「仮面ライダーガッチャード」の中盤から、“史上初の女性2号ライダー”として仮面ライダーマジェードを演じている松本さん。仮面ライダーとなり戦闘シーンが増えたことで、生身のアクションシーンも序盤と比べると増加した。
心境を聞くと「(こちらが生身でも)敵は攻撃してくるので、お芝居だと分かっていても、不安な気持ちや逃げたくなる気持ちがありました。でも、りんねちゃんは(そんな中でも)一生懸命戦っているんだ、と気付くことができて。改めてりんねちゃんは強い女の子だなと思いました」と、役への理解がさらに深まったと話す。
「運動は得意な方」。今作でアクション初挑戦となったが「すごく楽しいです! いろいろな見せ方があるので、(アクション監督から)攻撃や避け方とか、たくさん教わって頑張っています」とにっこり。「攻撃を転がって避けるアクション」「(相手の持つ)武器をつかんで揺り動かすアクション」に自信があるとアピールした。
序盤と比べると「声色や表情をうまく演じ分けられるようになれたと思います」と手応えを感じている。最近、第1話を見返す機会があったというが、“過去の自分”と向き合った感想を聞くと「恥ずかしくて途中で止めました」と苦笑い。「でも、自分の成長を感じることができましたし、頑張ってきて良かったなって思います」と前向きな気持ちで受け止めた。
以前のインタビューでは「守られるより、戦いたい。カッコいい仮面ライダーになりたい」と目標を掲げていたが、それが達成できたか尋ねると「自信を持って、カッコいい仮面ライダーになれたと言えます!」ときっぱり。「ファンや周りの方からも『カッコいいね』『マジェードすごいね』と言ってくださることが増えたので、私も自信がついて。今では、カッコいい仮面ライダーです!と胸を張って言えます」と笑顔で語った。
未来の世界が舞台となる映画「仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク」では、“未来のりんね”も演じた。「監督とお話して、未来のりんねはいろいろなことを経験して、優しい性格になっているんじゃないかという結論になりました。なので、優しさがにじみ出るように声色や口調を工夫しました」といい、「未来のりんねにもぜひ注目してほしいです!」と呼び掛けた。
映画「仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク」は、突如未来から出現した敵に立ち向かうため、時空を超えた宝太郎(本島純政さん)とりんねは、荒廃した未来の世界を知る。そして、かつて宝太郎たちの窮地を救った、仮面ライダーガッチャードデイブレイク/20年後の宝太郎(DAIGOさん)と出会い……というストーリー。「爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット」との2本立てで公開中。
※田崎竜太監督の崎は「たつさき」
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