海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第79回が7月18日に放送された。同回では、山の境界線問題が解決し、その不可解な顛末(てんまつ)に視聴者の注目が集まった。
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第79回では、寅子(伊藤さん)は、林業を営む森口(俵木藤汰さん)と原(星野亘さん)が所有する山林の境界線の問題を解決するべく、過去の判例を調べるため、書記官の高瀬(望月歩さん)に協力を依頼。
すると、高瀬は山の境界線について書かれた江戸時代の古文書を図書館で発見。寅子と高瀬は喜ぶが、そんな2人の姿を弁護士の杉田太郎(高橋克実さん)と弟の次郎(田口浩正さん)が苦々しい表情で見つめていた。
その後、関係者が集まり調停が行われる。太郎は「実は新たな証拠が見つかりました」と切り出し、明治初期に近隣の五村との間で作られた地境協定文書が、森口の蔵で見つかったと話す。その文書に書かれた山林の境界は、双方の主張とも食い違っているという。
太郎は「売買などで登記簿上は一つの土地を分けて登記し直すことが繰り返された結果、公図が誤った記載になってしまったものと推測されます」と説明。そして森口と原について「先人たちの誤りに翻弄(ほんろう)された被害者」と表現した。
寅子が「その資料の信ぴょう性や証拠に値するのかを調べましょう。原さんもご確認されたいでしょうし」と話すと、原は「いえ、構いません」と返答。太郎が「条件だけ確認しあって、これにて円満解決ということで」と言うと、原らは複雑な表情を浮かべながらも、拍手を送り賛同した。
SNSでは「モヤモヤする~~」「おいおいおい、偽造文書じゃないよな」「関係者全員スンッとさせて円満解決と言い張る杉田(兄)」「これで手打ちか。田舎の根回しだな」といった声が上がった。
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