高梨臨:「西郷どん」以来7年ぶり2回目の大河出演 家治の側室・知保の方役「収録の最初のシーンは大奥」

2025年1月5日スタートのNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」で知保の方を演じる高梨臨さん
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2025年1月5日スタートのNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」で知保の方を演じる高梨臨さん

 俳優の高梨臨さんが、横浜流星さん主演で、2025年1月5日にスタートするNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」で、知保の方を演じることが7月15日、分かった。高梨さんは2018年放送の「西郷どん」以来、7年ぶり2回目の大河ドラマ出演。

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 知保の方は、10代将軍・家治の側室で、幻の11代将軍の母。家治は正室・五十宮との間に長らく子ができなかったが、側室を持つことを拒み続けていた。しかし意次の強い後押しで知保の方は家治の側室となり、家基を出産。長子出産の功労から「老女上座」の格式を賜った。

 高梨さんは「またいつか大河ドラマに出演したいという目標を持っていたので、お話をいただいてとてもうれしかったです」と明かす。

 「今回は実在していた人物を演じるのでさらに身が引き締まる思いです」と話していて、「収録の最初のシーンは大奥でのシーンでした。素晴らしいセットで、その場に存在する喜びと緊張を感じました」と振り返る。

 「役柄的にたくさんの方とお会いすることはありませんが、眞島(秀和)さんとは久しぶりの共演、そして渡辺謙さんと初めてご一緒させていただくのが今からとても楽しみで、大変光栄に思っています。知保の方、そして家基については、史実のいろんな説があり、役柄や思いをどのように表現していくのか。知保の方はとてもつらい思いもしてきた女性だと思います。視聴者の方にも知保の方の思いが届くように心を込めて演じたいと思っています」と語っている。

 「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎の生涯を描く。制作側は「親なし、金なし、画才なし……ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった快男児」と銘打つ。

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