アンチヒーロー：第9話の予告公開　“桃瀬”吹石一恵の文字で「その未来を私もこの目で見たかった」（ネタバレあり）

　俳優の長谷川博己さんが主演を務める、TBS系「日曜劇場」枠（日曜午後9時）の連続ドラマ「アンチヒーロー」の第9話（6月9日放送）の予告が公開された。

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　予告には、明墨（長谷川さん）が死刑囚の志水（緒形直人さん）に「これ以上の幸せを当然受け取るべき権利があるんです」と訴える場面や、伊達原（野村萬斎さん）が「もう終わらせてあげようか」と不敵な笑みを浮かべるシーンが登場する。

　そのあと、接見室で倉田（藤木直人さん）が「ふざけるな。娘をなんだと思ってる」と娘の紫ノ宮（堀田真由さん）の前で明墨に激高する場面、志水が「今、生きてると……」を明るい日がさす窓を見つめるシーンが続く。

　失脚した瀬古（神野三鈴さん）が明墨に「あなたももうすぐつぶされる」と告げ、明墨が「もう少し時間をください」と志水に訴える場面、伊達原が倉田に「同じ十字架を背負う」と詰め寄るシーンも。

　ノートに桃瀬（吹石一恵さん）が書いたと見られる「その未来を私もこの目で見たかった。明墨君と一緒に」という文字が映し出され、その一部は涙でにじんでいた。そして、入院中の桃瀬が「明墨くん、志水さんを救って」とつぶやくシーン、大勢の前で仁王立ちする伊達原の姿なども映し出された。

　テロップには「アンチヒーロー×愛する人と交わした約束、そして裏切り―」と記されている。

　ドラマは「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨（あきずみ、長谷川さん）を通して、視聴者に「正義とは何か？」を問い掛ける法廷エンターテインメント。脚本は山本奈奈さんらのオリジナル。長谷川さんは、2017年4月期の「小さな巨人」以来、7年ぶりの日曜劇場主演。パラリーガル（弁護士補）役で大島優子さん、東京地検検事役で木村佳乃さんも出演。