解説:「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」 “即完売”も話題のフォースインパルスSpecIIとは?

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフォースインパルスガンダムSpecIIのフィギュア「METAL ROBOT魂 <SIDE MS>フォースインパルスガンダムSpecII」(c)創通・サンライズ
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「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフォースインパルスガンダムSpecIIのフィギュア「METAL ROBOT魂 <SIDE MS>フォースインパルスガンダムSpecII」(c)創通・サンライズ

 人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」に登場するフォースインパルスガンダムSpecIIのフィギュア「METAL ROBOT魂 <SIDE MS>フォースインパルスガンダムSpecII」(バンダイスピリッツ)。バンダイナムコグループの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で4月26日に予約をスタートし、“即完売”になったことも話題になっている。大人気のフォースインパルスガンダムSpecIIとは?

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 ◇フリーダムキラー! フリーダムを撃破したインパルスガンダム

 フォースインパルスガンダムSpecIIは、「SEED FREEDOM」の新MS(モビルスーツ)で、ルナマリア・ホークが搭乗する。「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場するフォースインパルスガンダムを改修した。

 そもそもフォースインパルスガンダムは、インパルスガンダムが機動力強化用のフォースシルエットを装備した形態だ。インパルスガンダムは、ユニウス条約の締結後に開発されたザフトのMSで、ユニウス条約によって核エンジンの使用が禁止されたため、デュートリオンビーム送電システムを採用した。遠隔地からワイヤレスでエネルギー供給が可能となった。戦闘機のコアスプレンダーに変形可能な独立型のコクピット、シルエットシステムと呼ばれる武装換装機構によって、さまざまな戦局に対して瞬時に対応できるのも特徴だ。

 シン・アスカが乗るインパルスガンダムは、キラ・ヤマトが乗るフリーダムガンダムと激闘を繰り広げた。シンは、キラが乗るフリーダムガンダムを撃破したことから、「SEED FREEDOM」で「フリーダムキラー」と呼ばれる場面もあった。

 ◇デスティニーSpecIIとの名場面も再現

 フォースインパルスガンダムSpecIIは、バッテリーが最新型に換装され、カラーリングが大幅に変更された。シンが乗るデスティニーガンダムSpecIIからデュートリオンビームで電力供給も可能となった。

 フィギュア「METAL ROBOT魂 <SIDE MS>フォースインパルスガンダムSpecII」は、全高約14センチで、同機の特徴的なカラーリングを再現した。全身にオリジナルマーキングを施し、兵器としての密度感を追求した。新武装として全長約10センチにもおよぶレールガンが付属し、専用ジョイントによってリアスカートに懸架できる。レールガンは全長約10センチ。フォースシルエット、ビームサーベル、シールドなどに加え、ボーナスパーツとして、高エネルギービームライフルとフォールディングレイザー対装甲ナイフも付属する。。

 デュートリオンビーム再現用のアンテナエフェクトパーツが付属するのもファンにはうれしいところだろう。別売りのデスティニーガンダムSpecIIのフィギュア「METAL ROBOT魂 <SIDE MS> デスティニーガンダムSpecII」と組み合わせることで、デュートリオンビームで電力供給する名場面を再現できる。

 「SEED FREEDOM」の「METAL ROBOT魂」シリーズのフィギュアはこれまでライジングフリーダムガンダム、イモータルジャスティスガンダム、デスティニーガンダムSpecII、アカツキ(シラヌイ装備)が発売されてきた。デスティニーガンダムSpecII、アカツキ(シラヌイ装備)は「プレミアムバンダイ」は限定商品で、いずれも“即完売”となったが、後に抽選販売が実施された。フォースインパルスガンダムSpecIIも“即完売”となってしまったが、今後の展開に期待したい。

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