斎藤工：「Believe－君にかける橋－」出演　「BG～身辺警護人～」木村拓哉と再共演　汗かき弁護士役「“シズル感”のみを頼りに演じています」

　テレビ朝日開局65周年記念作品として、木村拓哉さん主演で4月25日にスタートする連続ドラマ「Believe－君にかける橋－」（木曜午後9時）の会見が18日、東京都内で開かれ、斎藤工さんが出演することが分かった。木村さんと斎藤工さんは、同じくテレビ朝日のドラマ「BG～身辺警護人～」（2018年、2020年）でも共演しており、今作で再共演となる。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　斎藤さんが演じるのは、主人公・狩山陸（木村さん）の弁護を担当する弁護士の秋澤良人（あきざわ・よしひと）。常に腰が低く、おどおどしており、汗っかきでハンカチを常備している。想定外のことが起こると早口になる。

　斎藤さんは、秋澤について「汗をとにかくかいている。“シズル感”のみを頼りに演じています。（メークで）オイルとかスプレーをかけていただくのですが、現場で（使う機材用の）オイルがなくなると、僕のオイルを使っていただけませんかって」とユーモアを交えて紹介。

　そして「木村さんとは、これまで何度か対峙（たいじ）させていただいて、前回は（映画『レジェンド＆バタフライ』の）信長様だったのですが……面会室で対峙（たいじ）したときの目を見たときに背筋がゾゾゾってしました。対峙した瞬間に伝わるものがあって、ものすごく鳥肌が立ったのが印象的でした」と語った。

　木村さんは斎藤さんについて「女性（スタッフ）からしたら“たまんない”現場になると思います。本番以外は常に（斎藤さんが）ほほ笑んでいますから」と明かすと、斎藤さんは「デフォルトはニヤニヤ……いやニコニコですから」とにっこり。

　また「『BG～身辺警護人～』ではバディーを組ませていただいて、木村さんと僕にしかできないコミュニケーションができた。ここではとてもじゃないけど言えないのですが……今までの積み重ねで、（今作でも）演じられています」と述べた。

　天海祐希さん、上川隆也さん、竹内涼真さん、小日向文世さん、一ノ瀬颯さん、山本舞香さんの出演も発表され、この日の会見に出席した。会見には出席しなかったが、北大路欣也さんも出演する。

　ドラマは、木村さん主演の「GOOD LUCK!!」（TBS系、2003年）、「エンジン」（フジテレビ系、2005年）、「BG～身辺警護人～」（テレビ朝日系、2018年、2020年）などを手掛けてきた井上由美子さんのオリジナル作。東京都の一大プロジェクト「龍神大橋」建設に従事していた設計者の狩山が、わけあって刑務所に収容されてしまい……というストーリー。25日の初回は拡大スペシャルで放送。